2011年07月11日

続続・子どもだけでも避難(疎開)、という案はどうなっているのか?

今ツイッター見ていて知ったけど、読売テレビが「放射能からわが子を過剰に守る母は正義ではない」などとする、くだらない番組を作ったそうだ。

「過剰に心配」というけど、福島で起きているような低線量被曝は、人類史上まだ誰も経験していないのだから、その心配が「過剰」なのか「適当量」なのか「過小量」なのかは誰にも分らないはず。適当で無責任なことを言うのは差し控えてほしい。

もっとも同日の今日、朝日新聞が妙に神妙に子どもの被曝問題に取り組んだ記事を出していたので、それに対抗したつもりなのかもしれない。つまり、朝日が言挙げしてきたから対抗した、みたいな? (そういうチームプレーが好きなのが日本のマスメディア)

へんな争いの装いにつきあっているヒマはないし、一番のワルは経産省の官僚なので、マスゴミごときの挙動に振り回されたくはないけれど、実際上母おやにとってはテレビの発信内容の影響が一番大きいだろう。兎にも角にも、
ただでさえ苦しんでいる親に、追い打ちをかけるのはやめて欲しい。


「福島の子どもの尿からセシウム」


6月30日「福島の子どもの尿からセシウム」というニュースがかけめぐった。
この事が何を意味するのか、どうやら(いろいろ見て回ったが)明確に分る人はいないようだ。なので悲劇的な方面に向けて思い込むのは早計。

ourplanet TV「福島市の子ども10人中10人の尿からセシウム検出」によると、検体を提出したのは、「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」などのNPOがメーリングリストで募集した6歳〜16歳の男子6人、女子4人の合計10人で、事故当時福島市に住んでいた子ども。

調べた調査機関はフランスの信頼ある公式機関で、セシウム134(半減期2年)、セシウム137(半減期30年)が検出された。

動画の後半はその機関の所長が「さらに正確な状況を把握するには、ホールボディカウンターが必要」「フランスの放射線防護・原子力安全研究所(IRSN)は、10ミリシーベルトを避難の基準に設定するべきだとしており、その場合、福島ではさらに7万人が避難することになる計算。避難基準を決める民主的な話し合いが必要」と。


福島報告 尿検査で判明した子どもの内部被曝とその対応

上記話題を、医療ジャーナリストの藍原氏と語り合うビデオニュースドットコム。
わたしもちょっと文字起こししたけど、yahooのが詳しい。あと、福島にもホールボディカウンターが少しずつ台数が増えているとも藍原氏は言っていた。その一方、内部被曝防御についての国や県の政策はほとんどなく、市民は現在も内部被曝の危険にさらされているのが実情とのこと。また、上記記者会見も東京で開かれたものなので、福島の人が知っているかはこの時点では不明。

県は相変わらず、安全寄りで固まっているということだ。なので、県民が自主的に除洗作業に乗り出し、そのためのマニュアルを県に作らせるという動きが出てきた。それに対して原発安全委員会は「県民のみなさまが自主的にやるのはいいことです」とトンチンカンだそうだ。さすが経産省の出先機関だけはある。

宮台氏は、「国は安全というが人類未体験の出来事なので安全と言える根拠はない。正直に『安全かどうかは分らない』ということを言うべき」と。
藍原氏は、県民は事実を知りたいのだ、パニックにはならないと。


☆ニュースの深層7/5(火) 福島の子どもたち 放射線の影響と健康状態は?

こちらも子どもの被曝についての番組であるが、上記話題とはやや違うもの。
上記はNPOによる調査であったが、こちらは国が、原発周辺の子ども1000人を調査し、そのうち45%に甲状腺微量被ばくみつかった、その件について。(参照:福島第一周辺の子1000人調査 甲状腺微量被ばく45%

そして国は、こうまでハッキリしても、まだ「問題ない、大丈夫」と言い続けていると。
どっから出てきた大丈夫なのか? と大いに謎。
山田氏がもっとも強く報告していたのは、「福島では子を心配するおかあさんたちが、不安を口にできなくなっている。子どもの具合の悪さを放射線のせいじゃないかと医師に言うと、笑われる、もしくはイヤな顔をされる」という実情。

これもそれも、政府や県が「安全、大丈夫、心配ない」と言ってしまっているがゆえに、反対の事を言えなくなっているという、おそろしい言論封殺状況というか(大げさではなく)人権蹂躙状況というかで、安心かどうかはともかく、せめて不安を不安と言えるようでないと、何のための医療か、何のためのサポートか?


氏はなんでもかでも「放射線の影響」と結びつけはせず、いつまでも止まらない異常な鼻血は白血病の可能性などあり心配であるが、通常の鼻血はそうではないと。つまり、晩発性障害としての放射線被害は起こりえるが、急性のそれは「ないだろう」と考えている。
でもって、ここが一番大事であるが
晩発性を予防するためにも、地産地消はぜったいダメと。
大人は仕方ないが、子どもに福島の野菜や牛乳はダメと。
食べるならばある程度の年配者が、食べるしかない。
そしてあとは、経産省や東電や菅直人に買い上げてもらえばいいと。


☆地産地消、するより経産省と東電に買ってもらおう
経産省と東電に桃購入要請 福島観光農園協というのがあった。桃だけでなくトマトもキュウリも牛乳も、経産省の役人と東電職員に買わせればいいのだ。何なら丸々牛ごと。もっとも牛がモーモーモーいやがりそうだけど。


☆ ☆ ☆

これらの事を考え合わせると、
今だ子どもの安全は脅かされ続けている。

タグ:原発
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2011年07月07日

福島原発の真実 / 佐藤栄作久

☆『福島原発の真実』(bk1へのリンク)
佐藤栄作久(氏のWEBサイト)
佐藤栄佐久元福島県知事2011年3月20日(今年3月20日のインタビュー)

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2011年06月22日

6.11脱原発デモの様子を、マイペースに伝えてみる

2011年06月11日(土曜日)
 611脱原発デモ

新宿運動公園の広場に向かう二人


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タグ:脱原発デモ
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2011年06月19日

続・子どもだけでも避難(疎開)、という案はどうなっているのか?

さっきツイッターを見ていたら、「孫さんの多大なご尽力のおかげで、福島の原発から約40km地点の江名小学校、少なくとも4年生の三分の二の生徒さんが避難出来ました。熱い感涙です。残り三分の一の生徒さんも引き続きご支援お願い致します。」というtweetがあった。

この江名小学校について調べると、福島県いわき市にある小学校で、高い放射線が観測されている様子だ。その数値はこちらによれば、地上1メートルで1.2 μSV/h。

そんな中、どういう事情が詳細は不明であるも、4年生の2/3が避難できたのだという。

・・・本当に、孫正義氏は、偉い方だと心底思う。けども、一事業家が手がけるにはあまりにも途方もない話しであり、いくら大金持ちだからといって、子どたちを避難させるのにも限界があるだろう・・・・

いったい政府は、官僚は、自治体は何をやっているのだ!! と書き散らすのもマンネリになってきたので今はやめるが、農家の婿のブログによれば、本気でいわき市は何もやっていないようだ・・・

コメもシラーっと作って販売ルートにのせてしまう気でいる模様。
悪いが、わたしは、そのコメたぶん、食べたくないので買わないです。
そりゃわたしの年齢では、ベクレルがいくつだろうとさほど影響ないと理屈では分っていても(あっても、その頃は寿命がきている)、それに、人間誰しも自然被曝しているのも、耳タコでよーーく分っているけれど(世界平均2.4ミリシーベルト年)、そんでも放射性物質がどうのとか核種がどうのと考えただけで、食欲がなくなる。


コメ所の方々、おとぼけ作戦でいくより、真摯に状況を皆に訴えていった方が、支援、応援を期待できると思う。だって、被害者なんだから。ものすごい被害者なんだから、通常の経済活動で稼ごうと考えるより、他の方法を考えてほしいと思う。


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署名活動 20日締め切り

福島の子どもたちを守るための緊急署名
避難・疎開の促進と法定1ミリシーベルトの順守を


この署名における要請内容は、無謀な内容ではぜんぜんなくて、至極当然の要求だと思う。

ネットをうろうろ見ていると、「1ミリシーベルト」という数字にこだわる事を批判している人がいるが、確かに「1ミリシーベルト」では健康被害は何も起きないかもしれない。が、起きてからでは遅いから法律として厳しい数字になっているのだろうし、これは専門家が長い年月話し合って決めた数字だそうだ。=国際放射線防護委員会(ICRP)が、決めた数値。

なので、「1ミリシーベルト」は署名活動のために、無根拠に出してきた数字ではない。
この数値を国に守らせるということは、福島の子どもの尊厳を守ることであり、健康被害があるなしに関わらず、大事な事なのだ。

もし「1ミリシーベルト」を守れないというなら、最低でも国は、それなりの何か説明(弁明など)をしなくてはならないが、現在、ナァナァとなし崩しにしている状態だ。

で、この署名であるが、もちろん「健康被害」が一番に心配であるから、避難を含む内容になっている。


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トータルに見ると、菅直人もゲンナリだけど、その周囲も駄目で、さらに役人も「前例主義」「年功序列」「天下り」で、ますます駄目。その上頼りの自治体まで駄目ときたら、あとはどうしたらいいのか・・・・・・・!!!!

せめて今は署名をするくらいしか、思いつかない・・・・


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2011年06月17日

子どもだけでも避難(疎開)、という案はどうなっているのか?

子どもだけでも避難(疎開)、という案はどうなっているのか?

■山下氏、解任要求署名(を、めぐるコメ色々)

昨日、今日と「「福島原発のリスクを軽視している」 「安全説」山下教授に解任要求署名の、「コメント欄」を見ているのだが、誰も彼もが記事を最後まで読みもせず、さも正義漢のつもりで見当外れな相手(この場合山下氏)を全力で擁護し、さも正論のつもりで、正論でもなんでもない、単に無知と浅はかをさらけ出しただけの吠え声を列記していて、実に疲労困憊させられる。
「山下教授の言ってることに賛成できないのならNGOらは自分たちの科学者を使ってぜひとも、科学的な実験に基づいて反論してほしい」だとーー? だったらあなたが実験台になればいいじゃない。放射能まみれのコウナゴでもほうれん草でもバンバン食べて、ホットスポットで温泉でもつかるみたいにノンビリしていれば、10年から30年後には実験結果が出るでしょうよ。

しかもyahooコメント欄、類は類を呼ぶで、こういうのと似たり寄ったりのメンタリティが大集合してしまうのだから、どういう磁場が働いているのか?

ただし、そういうコメントだけが並んでいたわけではない。一番読むべき、ちゃんとしたコメントは、最初の方に出ていた。


vul*****さん

内容にぶれは無いとか間違ったことは言ってないとかコメントしてる方
確かに論文や雑誌で発表した事のほとんどは筋が通ってる
問題は福島県の住民向け説明会で話した内容が乖離している事です
3〜4月の一番注意をしなければいけない時期に年間100ミリまでは安全と説いて回って
県民を無防備な状態にし被曝の危険にさらした
過去の発表や雑誌のインタビューとの違いに気づいた県民に信頼されなくなった
アドバイザーには低線量被曝も危険とする説もあることをきちんと説明し
その上で被曝量を少なくして健康被害を防ぐにはどうすればいいか説明してくれる人を求めているだけです
100ミリまで安全と信念を持って唱える学者がいても別に構わない(結論ありきの御用学者は別)
糾弾して学問や言論の自由を奪おうなんてそんな大それた事はちっとも考えてない
グリーンピースは賛同してくれてるだけ、解任を求めているのは福島県民です



それまで、「安全安全」と言い続けていた山下氏が
「僕は飯舘や浪江、川俣の一部の数値が高いのを見て、自主避難ではだめだ、きちんと命令してあげないといけないと言ってきたんです。国に対しても、30キロ圏外でも必要ならば避難させなきゃだめだとも言ってきました」
と住民を避難させる範囲について、5月24日発売の「週刊朝日増刊 朝日ジャーナル 原発と人間」の中で、言し出し始めてしまったのだ。
さらに、朝日ジャーナルだけではなく、

「ミスター大丈夫」山下俊一教授が「避難したほうがいい」と言い出した(週刊現代記事の文字起こし)

によれば、「週刊現代」でも、「将来のことは誰も予知できない。神様しかできない」などと、科学も責任もアドバイスもおっポリ投げたことを言っているらしい。
ちなみに、この山下氏、知らない人はいないだろうが、事故発生直後から福島県の放射線健康リスクアドバイザーを務める、自身も被曝二世という人だ。被曝二世といえば、放射能被害の当事者と言っていい立場にあるということだ。そういう人が冷静な第三者の意見を言えるものなのか? 山下氏自身きっと「大丈夫大丈夫」と自分に言い聞かせ、ここにあるとおり「ニコニコしながら生きて」放射線の影響をはねとばしてきたのかもしれない。それはそれで、奥行き深い話しとはいえ、今は山下氏に思い入れている場合ではない。


■今、避難範囲は?

今日(16日)に、経産省発表
事故発生後1年間の積算線量が20mSvを超えると推定される特定の地点への対応について(「特定避難勧奨地点」)
具体的に、どこか?(地図。pdf)

これによると経産省は本日(6月16日)、積算線量が20mSvを超えると推定される場所について「特定避難勧奨地点」と銘打ち、避難勧奨しはじめた。しかし、これはこれで奇妙な話しで、文科省は、学校で子ども達が浴びる線量を20mSvまでオッケーとしているわけで、それが完全に撤回されたという話しを聞かない以上、政府(省庁?)のやることはねじくれたダブルスタンダード状態になった。
もっとも、経産省の言う「特定避難勧奨地点」のほとんどは4月22日に指定された「計画避難区域」内にあるのだが。

計画的避難区域、緊急時避難準備区域の設定(pdf地図)(4月22日)前振り


■積算量は、どれくらいなのか? ネットにある色々な試み

アナタの被曝量 3/21午前どこにいました?

これの元記事は大変に難しい内容なのだけど、分る人には興味深いものになっている気がする。といっても、問題は21日だけではなく、「被曝は累積」であり、同時に「内部被曝」+「外部被曝」で計算しなくてはならない。であるから、21日だけを取り上げてもしょうがないが、
放射能雲によって原発から遠くてもホットスポット化した地点について意識させ、
遠いからといって安心してられない、と思わせる。


誰か色分けされた予想年間累積放射線被ばく線量マップを作って下さい。
「積算」ということでは、色々な人が色々な試みをしている。
この中の
米エネルギー省作成の事故後1年間の(福島第一原発が原因の)積算被ばく線量予想図(オリジナル解像度)

来年までの分を予想した図。


■予測ではなく、今までの分。

福島県による簡易型線量計を用いた固定測定点における積算線量の測定結果

二言目には「モニタリング、モニタリング」と言い、福島親に「その間にも被曝してるんですよっ」「人体実験ですか」と非難されたモニタリング。わたしも同感だったものだが、日々が過ぎたのである程度モニタリングの結果が出ている様子だ。で、どうなんだろうか?
累積結果が高い地域について、優先的に何かするとか、しているのだろうか。

そういえば、今日の東京新聞の「こちら特報部」は、鼻血を出したり不調を訴える子どもが急増している、ということだった。この後におよんでまだ「放射線との因果関係は証明できない」と言っているが、それなら、何がどうなれば証明されたことになるのか?

「モニタリング、モニタリング」と、あれだけ言ってきたのだから、文科省は、ここらで何らかの結論を出すべきだろう。積算線量の高いところから避難(疎開)ということも。
積算線量の高いところ、それと、身体に異変の起きている子どもを優先的に。



タグ:疎開
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2011年06月13日

6.11脱原発デモに行ってきた☆「いろんな人がいるんだよ」編

(写真あとでアップ)
ツイッターその他で、デモに関して、気がかりな発言を見た。
いわく「デモで中心になって騒ぐのは、へんなのが多い」的な。
あるいは、デモの騒音をもって、迷惑行為と受け取る人もいるらしい。
いわば、嫌デモ感といってもいい感覚を、もよおさせている。

こういう感覚については、ぶっちゃけた話、当のデモ隊に並んでいながら自分も思うことはある。
デモで声を出す人(往々にしてマイクを持っている)が、そのデモ隊の中でどういう位置づけなのか、あらかじめマイクの許可をもらってのことなのか、なんらかの主要メンバーなのか、そこらは分からないが、共感しかねる事を言う事がある。それも、マイクを通じて言うから笑うに笑えない。

マイクの台詞の後に続いて唱和する、というのがデモのスタイルっぽいのであるが、

たとえば「野菜が食べたい」<野菜が食べたい>「お魚食べたい」<お魚食べたい>(<>内後に続く)は分るが、どうして「お肉が食べたい」となるのか? 肉は特段原発事故の影響を受けたとは聞いていない。輸入ものが多いし、国産でも、東北に産地があるとは聞かない。まさか、貧困なので肉が食べられないということで、肉に飢えているのか? まさか。今時、野菜の方が肉より高い。

しかしそれはまだマシだ。いただけないのは、デモのギャラリーや通行人にデモに加わることを呼びかける、というもの。多少呼びかけるのはいいが、いつまでも目的化したかの如くの呼びかけはどうなんだろう。第一このデモは、参加しないでいられず参加している人が、大半のはずだ。
それを、わざわざ呼びかけるのは、向く方向を間違えている。向く方向は、訴える方向としては政府や東電や原子力保安院や官僚機構などである。また、何のために、という方向としては第一に子どもがある。(他、自分たちの健康、安心感、平安、未来、希望、美しい自然や国土、などなど)


と、結局わたしも「同士」を、けなしてしまった…

宮崎学さんのブログに、
68世代にとっての打倒すべき「真の敵」とは、その時々の与党、官僚などの「この国を支配する者」であったが、要するに“内輪モメ”ばかりして、「真の敵」に対しては内輪モメに使う100分の1の戦闘性も示しえなかったのではないか――というのが68世代に対する私の総括である。

 同一陣営内(すなわち本来は味方)との闘いには異常なまでの執念を燃やすが、本当に闘わなければならない相手に対しては徹底的に妥協的であった。それが、私たち68世代が「壮大なゼロ」でしかあり得なかった所以なのだ。


というのがあって、それを読んだ時は思わず絶句したものであるが、へたをすれば、ワレワレもそうなりかねない。

「真の敵」を、そして「真に目指すもの」を、見失ってはならないのである。

そんなで、よく、あいつらは右翼だとか左翼だとか、共産党だとかキリスト教だとか、いろんなことを言う人がいるけれど、そんなことは、ここまで起きた事態の前ではちいさな事。


それに、嫌デモ感を持つ人に教えたいが、デモ隊は、信じられないほど警官に管理されて行進している。新宿では、高円寺よりもさらに感じた。新宿の警官はほとんどデモ隊を「お客様」扱いしていた。持ち上げつつ、従わせる、という感じ。どこへ行くのも、右へ行くのも左へ行くのも、隊列が膨らむのも縮むのも。

こうやって、あらぬ方向(国会とか? 東電勝俣宅とか?)に向かって行進しないようにしているのか、そこまでは分らないけど。







タグ:デモ
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6.11脱原発デモに行ってきた☆「6.11デモとマスコミ」編

(写真あとでアップ)
2011年6月11日、日本各地で脱原発デモが行われた、らしい。
らしいというのは、わたしは新宿のやつに行ったのだけど、他の地域でそんなにたくさんやるっていうのが信じられなくて、後でがっかりしたくないから、あまり注意を払わないでいた。
もしも、新宿も含め全国数カ所で同じ11日にデモをやるのだとしたら、高円寺の15000人と同じくらいの数字にはなるかな? とは期待していた。

そしたらこの「脱原発100万人アクション」、WEB IWAKAMIやOue planet TVらの中継ページの名残が残っていてそれを確認したら、なんと関東地区だけでも20箇所以上!! 分のモニターがズラリと並んでいて、壮観なのなんの。ちょっとちょっと、こっちを見ていたかったじゃんか?!

すごくない? これ。
マスコミが報道していなくてがっかりとかいう意見もあるけど、これだけの物証がそろってたら、マスコミ不要といっても過言ではない。

うん、思い起こせばマスコミはまとも報道していなかった。というか、部分的にはしていたらしいけど、うちが取っている東京新聞には、今日、一行も、載っていなかった。
(ただし、埼玉版のところには「さいたま、120人がデモ行進」と載っていた)
東京新聞は「こち特」だけが特区で、あとのスタンスは大新聞と大差ないのだ。(あと、埼玉版も割合と特区。ニコ生をさいたま市制が全国初で活用したこととか報道してた)
新宿だけでもあれだけ膨大な警官を動員したデモの模様を、「東京」と名の付く新聞が一面トップ、が無理ならせめて四コマ漫画の載っている場所(事件欄というのか社会欄?)には載せるのが、ナチュラルってものだろう!! と思ったが、載っていなかった。
その代わりに載っていたのは、「大川小の父母『助けられず、ごめんね』」の見出しで、児童の多くを津波で失った大川小学校の話題だった。


東京新聞、すご… と思った。

というのも、この大川小学校の話題は、数日前にも扱っているのだ。
その時は、もっと小さい記事で、いまだ遺体のみつかっていない6人の児童のうち、ひとりのお母さんのインタビューが写真とともに載っていた。お母さんは、みつからない女の子が、今年1月のお母さんの誕生日に「黒と紫のハンカチをプレゼントしてくれた」エピソードを語っていた。両手で顔をおおい泣く写真とともに。

正直、わたしも、この記事には引き込まれ、数回読み返したくらいである。
これほどの悲しみが存在する、という現実が、日常を一瞬忘れさせてしまうからだ。
それに、ハンカチのプレゼントが別れの象徴なのは有名な話しだ。その象徴通りのことが、起きていたと考えたらなおさらだ。新聞をたたんだあとは、あらためて大川小学校の検索をして、北上川を飲み込むながら押し寄せる津波の動画を見たり、あるいは生き残った小学生の男児のインタビュー動画を見たり、「何をもたもたしていたんだよ、先生達は」とひとしきり怒りをわかせたりした。


きっと、わたしと似た心境になる人も多かったと思う。(ネット検索はともかく)
今日(12日)の社会面は、いわばその続きともいう、内容だった。
だから、東京新聞なりに、ナチュラルな流れ、ではあったのだ。
いや、あの小記事は、この日に向けた仕込み、あるいは伏線とすら考えると、先ほどの「すご…」という感想も生まれようってものだ。
それに、実際、11日の14時46分にはみなで黙とうすることになっていたし、実際そうであったから、翌日の今日に記事にするのは、ナチュラルな流れではあるのだ。

そう考えれば、大川小学校の話題は、何も大がかりな「デモ隠し」の手段に使われたわけではないと、思う。というか、そんな、いやしいことをするとは思いたくもない。ただし、あえて言うなら、大川小学校の話題は、これからいつでも出来るのだし、今ここで話題にしたからといって、誰の助けになるわけでもないし、東京新聞に報道してもらいたいとは当地の人も別に思ってないだろうし、緊急性もまったくない話題なのだから、もっと、他の、緊急な話題をみつけて、そっちに割くべきじゃないのか?

とは、思う。


激しく、思う。



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この後は、時間をおいて「でも、デモなんだもん☆」の「いろんな人がいるなぁ」編をお送りします。
posted by sukima at 02:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 原子力発電所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

 

 

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