コクリコ坂から

「民主主義」という言葉がある。わたしもよく使うが、使っていてこんなに不安になる言葉も珍しい。というか、他の不安になる言葉なら使わずに避けて通ればすむところ、民主主義に関しては、自分の言いたいことや感じていることを表現するために、使わないでいられないのだ。 何が不安にさせるのかというと、まず自分の語法(民主主義観)が合っているのかどうか不安。 次に、民主主義について他の人がどう思っているのか、はなはだしく不確か。 次に、民主主義というものは、よその国の民族衣装を着るみたいに日本人になじまないのじゃないかという、不安。 内実このレベルで民主主義民主主義とブログに書いている(検索したら7つの記事で使っていた)のだから、我ながらびっくりだが、よくわからないながらも重要な気のする「民主主義」だからこそ、テーマになってしまう。(直近では、前回の「小沢さん」で使っている) しかし、民主主義が光に照らされる輝く言葉であるとは決まっていない。 特に、民主主義が表す最大の要素は「多数決」である。 多数決であるから、そこには少数者が必ずいる。 少数者は多数者にくみしなかった者であり、多数派が形成する世の中からはみ出した者だ。 それゆえにこそ、才能ある者(基本的に少数者)である作家や画家や芸術家などに、どちらかというと批判(や揶揄)されてきた。いや、場合によっては激しく憎まれていたかもしれない。 その影響なのか、民主主義に、わたしは子どもの頃からあまり良いイメージは持っていなかった…

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