2012年02月22日

藍原さんによる福島報告 (2012年02月18日)市民グループによる「サテライト保育」広がる

市民グループによる「サテライト保育」広がる(この回無料放送/ビデオニュースドットコム)

医療ジャーナリスト藍原寛子さんによる、福島レポート。
今回話していた内容は…


 福島の子どもいる世帯のうち、避難できる人たちはすでに避難していて、どうしても避難できない人が子どもたちのために色々工夫しているお話。
「サテライト保育」といって、線量の低い地域まで車で連れて行って、そこで保育するという活動・グループができた。動画中では、0.3マイクロシーベルト毎時の郡山市から、0.1ほどに下がる猪苗代に連れていってスキーをしていた。普段は子どもが土を触るのも草木を触るのも注意しているところ、雪の上で寝転んだりとのびのびさせることができたと、おかあさんの一人は喜んでいた。

 他は、自主避難した人が、避難先で保育園に入所できるのか、あるいは病気になった時の医療費はどうしているのか、といったこと。これらは、住民票を移して(正式に引っ越して)しまえば良いことであるけれど、家のローンなどあって簡単にいっていない。
ここらへん、いちがいに行政の全部が、無理解だったり冷たいわけではなくて、柔軟に対応してくれるケースも少なくないようだ。

 他、医療費は福島市の場合は、去年の11月から中学生まで無料化したのだが、自主避難してしまうと、実質的受けられなくなっている。というのも、避難先ではいったん医療機関の窓口で全額支払わなくてはならない。返還してもらうには、福島市の窓口まで直接いかなくてはならない。沖縄に避難してたらそれは実質不可能なので、自己負担となっている。

 というあたりの事が詳しく説明されていた。

 あと、藍原氏が最後に報告していた事として

「避難という言葉を使うと、避難するにしても、しないにしても、周囲と軋轢をうむ。だから、保養という言い方が良い。子どもの休暇期間に高線量を避けて遠くへ行く際にも、『保養にいってくるね』と言えば行きやすい」という意見がきかれる、とのこと。


以上ごくごく簡単に


☆ ☆ ☆


国は何をやっているのだろう。
市単位の行政まかせでいいのだろうか?
(いや、自分が知らないだけで、何かやっているのかもしれないが…)

福島の放射線量、2700カ所10分毎に 文科省HP
↑こういうのは最近作ったそう。


☆ ☆ ☆


こちらがそのサテライト保育をやっているグループ。寄付も募集中↓

pokkea.jpg
サイトより抜粋:福島県内でも放射線量の低い地域はたくさんあります。
日々、そんな地域まで移動して乳幼児〜小学生を保育・預かり、少しでも子ども達の被曝を抑え、放射線汚染に対する不安を軽減しようとする取りくむグループ。


posted by sukima at 04:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 現代社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月20日

被害者のために祈る日

福田君を殺して何になる ---光市母子殺害事件の陥穽--- / 増田美智子 へのアクセスの多い日は、光市の事件に何か動きのあった日なんだなと思います。

本日もそうなので調べたら、本日20日、判決が出るようです。


posted by sukima at 15:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 現代社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

危険厨 vs 安全厨 のバトルを、どうやったら超えられるか?

今年の1月始め、複雑な心境におちいる記事がタイムライン上に現れた。
福島に朗報、「甲状腺疾患の増加は予想できない」ロシア専門家=チェルノブイリ報告から考える合理的な低線量被曝対策
というのだ。

メディアがBLOGOSという、割合有名と思われる「WEB上の論壇誌」だから読む人も多いと思う。
書いたのは石井氏というジャーナリスト。
まずもってタイトルにある「ロシア、専門家」と聞けば、チェルノブイリで原発事故および放射線障害を研究し尽くした誰かなんだろうと思うから、その人の明るい話しならそれだけで朗報に思う。

けれどタイトルにある「甲状腺疾患」は、原発事故との関係でいえば、「半減期8日」と短いヨウ素131の甲状腺への蓄積しやすさをもって現れる症状で、同じくタイトル内にある「低線量被曝」とは別の事柄ではないだろうか。※1

といっても、「甲状腺疾患」は、そもそも原因が明確に分かっている疾患ではないらしい。
ただ、チェルノブイリ事故の際に、子ども達に多発したことは事実で、チェルノブイリ被害を過小に見積もろうとしたIAEAも、最後には認めた。

ちなみにIAEA(国際原子力機関)のIAC(国際諮問機関)は1991年5月21日(チェルノブイリ事故は1986年4月26日なので5年後)に、90年5月から1年間にわたる調査の結果を次のように報告したという。


  • 放射線被曝に直接原因があるとみられる健康被害はなかった
  • ガンや遺伝的影響の自然発生率が将来上昇するとは考えにくい
  • 甲状腺結節は子どもにはほとんど見られなかった
  • 事故後の白血病または甲状腺ガンの顕著な上昇は証明されなかった
  • 食料品の規制は、不必要に行われたといえる。移住よりも食品基準の緩和を優先し検討すべきである
※2

この報告は現状とまるで違うものであると、現地の医師達は激しく抗議したという。


デジャヴに襲われる話しだ。報告と同じ物言いを、今、日本で何度も見てきたしBLOGOSのこの記事もほぼ同じだからだ。

BLOGOSの記事にしても、他の事柄ならば「意見を異にする人の考え」という事で普通に受け止めればすむが、影響は小さくない。福島から避難する事を諦めて住み続けると決心した人、ことに幼い子を持つ親にとっては朗報と思え、こういった意見を信奉するしかなくなるからだ。


と思ったけれど、よく読むと、必ずしもそうではないと思った。

サブタイトルが「巨大な社会コストと釣り合わない放射能リスク」というのだけれど、いったい、自分の子の健康を守りたい気持ちにとって、社会的コストなど何の関係があろうか。社会的コストなどどうでもいいのだ。

こういった論、どこの角度から見てものを言っているのだろうか?

その時々で都合の良い視点からものを言うのではズルではないだろうか。

社会的コストの観点から何か言っていたと思ったら
特に子供を守ろうとする親の苦悩は重いものとして受け止める。しかし多くの場合は杞憂だ。不安の表明以上に、ありえない健康被害の恐怖を過度に騒ぎ続ける人が今でも散見される。恐怖の拡散は社会的コストになるだけではなく、自分と家族、子供も不幸にするだけだろう。騒いでも問題は何も解決しない。

と、「親の苦悩」に言及する。

「親の苦悩」と「社会的コスト」、相容れない両者の、どちらの観点から意見を言おうとしているのか。

別の言い方をすれば、自分の発した論を信じて、その結果健康被害を被る(かもしれない)事態に責任を持ちきれないから、「社会的コスト」の方にスライドするのだと思う。※3


先ほど「驚愕のノンフィクションin郡山」というのを見た。

ここには、「恐怖にかられ」たり、「ありえない健康被害の恐怖を過度に騒ぐ」人ではなく、現地の平穏とはいえない日常がある。せめて「知る」ことくらしか出来ないけれど、「知る」ことはものすごく大きな事だと思うので、より多くの人が知るといいと思う。


(こういう「本当」の事ですら、「嘘をつくなって否定する人がまたいっぱい」出るという…)



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※1 wikipeediaでチェルノブイリ事故を見ると、子ども達が汚染された牛乳を飲んだゆえに甲状腺ガンになったとする説明だが、牛乳だけに原因をたどれるのか、他のソースを見たがわたしにはどうにも判然としなかった。

※2 DAYS JAPAN2011年11月号「IAEAはなぜ間違いを犯したか」広河隆一氏の記事より引用

※3 もっとも本元は、低線量被ばくのリスク管理に関するワーキンググループ(内閣官房)なので、筆者氏はそれを受けているにすぎないのだが…


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ringo3.jpg

その時々で、視点を恣意的に選んでいたら、共通の話しにならない、の図


posted by sukima at 14:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 現代社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月12日

リーダーの値打ち 日本ではなぜバカだけが出世するのか?

「カリスマ・ブロガー」による上梓、タイトルにつられ購読。
読んでいて、大まかな感想のウェーブはみっつやって来た。

続きを読む
posted by sukima at 11:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 現代社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月21日

東京新聞、一面でナイス記事やったね☆というメタレベルでは喜ばしいが、経産省エネ庁のやった(やる)ことは……

1121tokyoshinbun.jpg昨日ツイッターを見ていたら、東京新聞をほめるツイートが目立った。東京新聞には「こちら特報部」(略称こち特)という、大手メディアにしては意義深い記事をアップするコーナーがあるため、「こち特」にまた良記事が載ったのかと思った。

が、自分んちも同新聞をとっているため確認すると、なんと該当記事は、一面トップにあった!!(写真)

「えーーうちは東京新聞なんかとってない、そもそも新聞をとってない」という人、
まったく同じ内容の記事がWEBに→ここ
引用は下
反原発の記事 中傷 エネ庁への報告 詳細判明
2011年11月20日 07時15分
 経済産業省資源エネルギー庁(エネ庁)がメディアの原発報道を監視してきた問題で、チェックされた報道の詳細が、本紙が情報公開請求で入手した同庁資料で分かった。エネ庁は事業の趣旨を「不正確な報道の是正」と説明してきたが、事実関係が正しいかどうかにかかわらず原発の推進に反する記事が収集され、「低俗な社説」「勝手な反対派を勇気づけるだけ」などと中傷されていた。

 資料によると、二〇〇八〜一〇年度までの三年間で新聞や週刊誌の記事計二百七十五件が「不正確」として報告された。事業は外部委託で行われ、各年度とも異なる財団法人が受注しており、いずれも電力関係者らが役員を務めている。

 報告記事は、原発に関する日々のニュースを伝える一般記事のほか、社説、読者投稿、広告まで及び、漫画も含まれていた。
 地球温暖化対策として原発推進に言及した環境相に苦言を呈した二〇〇九年九月三十日の南日本新聞の社説に対しては「このような幼稚な社説を掲載する論説委員の質が問われる」と指摘。原発反対を訴え徒歩で旅をする男性を取り上げた同年四月十四日の佐賀新聞の記事には「目立ちたがりの行動をなぜ写真入り、三段抜きで報道するのか。勝手な反対派を勇気づけるだけで、社会の大多数のための政策の推進を阻害する」と報告した。

 同年一月六日の朝日新聞に掲載された電機メーカーの広告は、太陽光発電への取り組みをPRする内容で原発に触れていないにもかかわらず「原子力の数倍の発電量を生み出せるような誤解を招く」と指摘していた。
 報告された二百七十五件の八割は、主に原発が立地する自治体をエリアとする地方紙の記事で、最多は県内に伊方原発がある愛媛新聞の二十八件。以下、柏崎刈羽原発を抱える新潟日報が二十五件、玄海原発がある佐賀新聞が二十一件と続いた。

 新聞や週刊誌を対象とした同事業は昨年度で終了しているが、本年度はブログやツイッターなどのインターネット情報に対象を変更して継続。外部委託費の総額は四年で一億三千万円に上る。エネ庁によると、これまでメディアに訂正を求めたことは一度もない。

◆あくまで検討資料
 資源エネルギー庁原子力発電立地対策・広報室の話 正確な情報の発信が必要かどうかの観点から情報を分析しており、「原発推進に反する記事の収集」との指摘は当たらない。委託先の判断により不正確と思われる情報を当庁に提供してきたものであり、あくまで当庁として正確な情報の発信を検討するための途中段階の資料だ。
◆全てエネ庁に報告
 09年度の事業を受注した日本科学技術振興財団の話 「不正確情報」は外部の原子力の専門家三〜四人に作成してもらい、職員が内容を確認した上で、全てをエネ庁に報告した。できるだけ多くの判断材料を提供した方が良いと考えたからだ。何ら間違ったことはしていない。
(東京新聞)


以上が一面記事に載った全部だ。全部コピー&ペーストしてしまったけど、関連記事は28,29面にもあって、力の入った紙面構成となっている。
やはり東京新聞は、購読して損はない?といえそうだ。

それはともかく太字はわたしが付けた。全部につけたいが、特に強く腹がたち不愉快に思った箇所だ。
また、09年に受注した日本科学技術振興財団(WEB)とやらの名前も、覚えておこうと思った。

さらにエネ庁は、同様の監視と介入を、今年度は「ブログやツイッターなどのインターネット情報」に向けようとしたらしい。しかし311があり、表現の方ではなく現実が反原発を具現してしまった。だから思うようにいかなかったのだろうが、もし311がなかったら、何をやっていたか


posted by sukima at 15:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 現代社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月19日

マイケル、トンデモ核種

当地の行事に反対すると、それはそこに現に住んでいる人を傷つけたり苦しめる、というのは最初から懸念されていたことだ。しかしそれでも言わないわけにはいかないと、誰も必要にかられて言っているのだと思う。

中でも気になる「核種」というのがある。続きを読む
posted by sukima at 23:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 現代社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

駅伝だ

…あまりにも東日本女子駅伝のダメージが大きすぎて立ち直れないでいる脆弱な自分だ。続きを読む
posted by sukima at 23:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 現代社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

 

 

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