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2013年02月14日
2012年11月03日
佐藤栄佐久ブログ、読んだ
佐藤栄佐久氏がブログを更新していた。
佐藤氏が誰かというのを知らない人もいるかもしれないので少しだけ説明すると、福島県の前知事。
前知事というだけなら珍しくないけど、わけあって、色々と大変な目にあった人。というか、今でもまだその大変な「闘い」のさなかにいる人。
「闘い」は、氏にのみ固有に起きた(る)特殊なことではなく、日本にいるなら誰にでも降りかかる可能性がある。先だっての「PC遠隔操作:誤認逮捕」でも見たように、警察・検察という犯罪を取り締まる権力サイドは、重大な問題を抱えているからだ。
☆参考:PC遠隔操作:誤認逮捕「痛み癒えぬ」…男性の父が文書- 毎日jp(毎日新聞)
具体的には
- まだ捜査段階で犯人と決まったわけでもないのに長すぎる拘留期間
- 警察官という特殊な職業(ヤクザと渡り合うくらいに暴力慣れした、一般市民領域とは違う感覚の人間、つまり、一般人よりもはるかにヤクザ系列の人間)に、弁護士もつかないまま長期にわたり詰問され続けるという、それ自体がすでにして拷問であるようなことをされる。
- 真実の究明や人権のためではなく、警察・検察の都合や体裁や見栄のために行われる捜査。そのため、自分たちで好き勝手にもっともらしい犯罪動機を捏造し、それを「自供」したことにするという、信じがたいまでの、それ自体が要捜査、要逮捕に匹敵する重大な犯罪性。
- それらが、完全な密室で行われ、可視化されていない
↑今度の遠隔操作事件では真犯人が出てきたから言い逃れできなくなって「誤認逮捕」と認めたが、そうでないケースならそのまま犯罪者にされそうだ。上記大学生も、素人考えだと、起きた事をそのまま告白・告発してくれたらいいのにと思うが、父親の話だとダメージが相当に大きそうで、そうはいかないのだろう。
といった事に加え、佐藤氏の場合は、原発利権、原発ムラ、霞ヶ関官僚も絡むから、闘いの規模は大きい。
といっても佐藤栄佐久氏は特に反原発思想の人ってわけではない。というのも、福島には40年も前から福島第一原発、第二原発とあり、原発立地地域の利害に深く関わっている。暴力団なども含む根深い関わりだ。であるからいくら知事だからといってそこらへんの事情をないがしろにはできない。
なので、原発自体を廃止しようとか、そういうことではなかったのであるが、しかし、1Fも2Fも実は事故ばかり起こしていた。原発で働いている人からのリーク事故情報も多かった。看過できないかなり重大な事故もある。が、東電は前向きに対処するのではなく、ひたすら隠蔽した。
そこへ加え、プルサーマル導入話しだ。(プルサーマルが何か、などいうのは御自分で調べて頂いて。)
プルサーマルの導入に知事として安易に同意することのできなかった氏は、幾度も経産省や東京都知事などと話し合いの場を持った。意見を交わし、議論することが必要だった。
と、そのさなかで起きたのが、収賄疑惑だ(2006年)。
☆ ☆ ☆
この「収賄疑惑」には、水谷建設や、フロッピー改竄事件の前田恒彦検事など、あちこちで捏造や冤罪に関わっているのが登場する。氏は書籍も何冊か出しているのでそちらに詳しい。わたし自身も、原発事故後と遅きに失しているのではあるが氏のことを知り、本を読み感想をアップした。
『福島原発の真実』を読むことをわたしは推奨するが、読まないまでも、氏が10月16日の上告棄却後にupしたブログだけでも見ると良いのではないだろうか。少なくとも、今までのかいつまんでの概要と、氏の現在の心境は伝わってきた。
関連:
★あぶくま抄(10月17日) | 県内ニュース | 福島民報
福島民報って、適当なこと書いてないですかね? もう少し真面目にやってほしい。
☆堤未果 x 魚住昭「佐藤栄佐久前福島県知事の有罪判決」 2012.10.17 - YouTube
警察や検察もひどいのだけど、司法ってのが本当に困った判断をする。
「検察の顔をたてるため」に、佐藤氏を有罪にしてしまった。
Wikipediaを見ると、三審制にしろ、最高裁判所 (日本)にしろ、立派な説明があるというのに。
2011年11月30日
激論!暴力団排除条例と社会の安全(朝生)
【元道警方面本部長 原田宏二氏 テレ朝「朝生」ご出演のお知らせ!】今夜25:25-28:25 テーマは「激論!暴力団排除条例と社会の安全」です。可能でしたら、ぜひご覧くださいませ。
…ということで、録画しておいて見た。→ 該当する朝生のページ
番組進行: 渡辺宜嗣(テレビ朝日アナウンサー)、村上祐子(テレビ朝日アナウンサー)
司会: 田原 総一朗
パネリスト: 平沢勝栄(自民党・衆議院議員、元警察官僚)
青木理(ジャーナリスト)
石原伸司(作家、通称「夜回り組長」)
江川紹子(ジャーナリスト)
小沢遼子(評論家)
小野義雄(元産経新聞警視庁・警察庁担当記者)
木村三浩(一水会代表)
古賀一馬(元警視庁刑事、調査会社副代表)
原田宏二(元北海道警察警視長)
三井義廣(弁護士、元日弁連民暴委員会委員長)
宮崎学(作家)
上のパネリスト紹介、まるまる朝生ページからコピペしたものだけど、こっからして変。他の皆さんは五十音順なのに、どうして平沢勝栄が別格でトップにいるわけ? 第一この人「野党」ですから!!もうあんた関係ないでしょ?いつまで警察機構の代理人みたいな顔しているの?? しかもこいつの声のうるさいことうるさいこと、せっかく江川紹子さんが発言しているのにいちいちと遮ること無限回。誰かあいつの口に絆創膏貼ってくれ!!って何度胸の中で叫んだかしれない。
そんなだからイライラもあったけど最後まで見れたし、しかもうちの娘っこも一緒に見て(別に見るよう強制したわけではない)「おもしろいね」とか言っていた。
★警視庁による暴力団排除条例のページ
10月1日から施行の「暴力団排除条例」については上記サイトにPDFファイルあり。
条例は、要約すると暴力団員と知っていて交際するな、とかそういう事が書いてある。
原田氏に言わせれば、警察は10年周期で、対暴力団のための条例?を作っていて、前回は「銃器対策課」の設置などあったが、結局は効を奏していない。今回は、市民の側に網をかけた。
「市民が大迷惑。」という意見も多数あがり、しかし平沢勝栄に言わせれば「みんなの要望で作ったんだぞ、何をいうか」となる。それに対して「そんな要望はないない」と打ち消されたりしていた。
青木氏は「誰それと付き合うななどと、私的な交際に公権力が口を出すというのはあってはならない」的に強い不快感を示し、警察の権限がどんどんと拡大の一途をたどっていることを指摘していた。
一方、小野氏や平沢勝栄氏に言わせれば、警察の権力は今でも弱くて、「盗聴法」なんか文句ばかり言われてまともに使えないとのことで、現在の傍受法?では、何分か傍受したら何分かストップするなど、「不便」でたまらないものらしい。
なんだかその姿、想像するだけで笑うけど。
一方、暴力団被害者の弁護にあたる三井氏に言わせれば、「暴力団を撲滅する、という立場にたつのか? 立たないとダメでしょ」となる。実際に被害にあった、罪もない一市民が暴力団員に殺されたとなればこれはもう、反論の余地なく暴力団撲滅!!という気持ちになる。
一方、暴力団を壊滅すれば、今は統制がとれている組員が何をし始めるか分からない怖さを指摘するのは、元やくざにして現在は作家の石原氏だ。
石原氏は夜回り活動で、やくざに身売りされそうになった女子中学生ふたりを救ったこともある。その女子中学生は、石原氏が警察に冤罪かけられそうになった時、「石原さんはそんな人じゃないよ!!」と今度は逆に救ってくれたそうだ。
石原氏も、あるいは宮崎氏も原田氏も、もっと人間的な捜査をと言っているようだった。
なにせ、銃器対策を強め、拳銃摘発数を競わせた時ですら暴力団は弱くなっていない。
捜査費をきちんと捜査員に出して、ちゃんと情報収集させることができれば…と言っているように感じた。
そうすると暴力団員(といっても、正式な組員ではなく最近は準組員の方が多いらしいのだが。やくざの世界にも非正規雇用みたいのがあるのだろうか)と、ちゃんと付き合っていかなくてはならないかと思う。※
それを嫌忌して「あんなゴミのような奴らとは関わらない」というスタンスになったら、これはもうできないだろう。なにせ、そんな気持ちは相手にも伝わるから、情報を引き出すなど無理だ。
なぜ、暴力団はあるのか。もしくはなぜ暴力団員になって行くのか。好きこのんでなって行くとは思えない。
ここらあたりの、“大きなピクチャー”を描けなければ、警察の対暴力団捜査は、結局はまた行き詰まるのではないか。
☆ ☆ ☆
『恥知らず』他警察の闇を書いた本を読んだ人なら、切り込むべき先が、
警察の金、警察の体質、警察トップの人間(キャリア官僚)、天下り、ノルマ制、冤罪捏造体質、冤罪を作る罪、冤罪に対し反省せず謝らない体質…… だと考えただろう。
けれど、お題のせいか、なかなかそっちには向かわなかった。
※警察のそういう捜査に対してマスコミも、すぐに「癒着」とか騒ぎ出すなど、タチが悪いらしい。
平沢勝栄が言っていたことだから、本当かどうかは不明だけど
2011年11月24日
『恥さらし』平成12年4月と8月、北海道警察は覚醒剤130キロ、大麻2トンを密輸した。
10月に入ってタイムライン上にチラホラと「覚醒剤130キロと大麻2トン密輸・・・警察が」といった信じられないツイートが入りだした。何ソレ? と好奇心にかられ発信元らしき『恥さらし』買ってみた。
何かの間違いだろうと読み出したら、北海道警察は本当に、平成12年4月に覚醒剤130キロ、同年8月に大麻2トンを密輸していた。
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2011年10月09日
祝・小沢一郎さん蘇り記念企画。今度の秘書判決を△△にするなー/~~
その前の記者会見で「生命を奪う殺人以上に残酷な暴力(を受けている)」と糾弾したばかりなのに、それが呼び水になったかのごとく今度は「生命」の方も…今まで強大な敵相手にがんばってきたからなぁ無理が祟ったんだねぇとセンチになった。
ただ本気で心配していたわけではないのは、「小沢は心臓が悪い」「小沢は病弱」「小沢の心臓は総理の重責に耐えられない」というイメージは、多分にマスメディアが作った、と読んだ事があるからだ。
というのは、もともと岩手県で人脈を築こうとすると、地元民と大量の酒を飲まなければならず、飲んで飲んで死ぬほど飲んだ者しか信用しないのが岩手県人らしいのだ(記憶ちょっと曖昧だけどそういう感じだった)。小沢はそのため、連日過度に飲んでいた時期があり、かつて心臓で倒れた事があるのもその時期らしいのである。
現在氏は、酒を完全に断つ事はしていないが、完璧に酒量をコントロールするという見習いたいワザを身につけたので大丈夫、という話しだ。
幸いなことに翌朝のツイッターには、「尿管結石」で「今週中にも退院」と出ていた。

☆ 陸山会事件 小沢氏元秘書有罪判決をどう見る? (10月4日のニュースの深層)
ゲスト:江川紹子(ジャーナリスト)
司会:上杉 隆
陸山会事件の小沢氏元秘書有罪判決、今後の裁判への影響は?
そして、日本の司法システムが抱える問題点とは?
江川氏と共に考えます。
というのを、やっているではないか。
見ると、江川紹子さんは、自分でプリントアウトしてきた用紙を示しつつ、青字が「事実として確定している部分」、赤字が「裁判官の推理や推測の部分」と書き分けて、わかりやすく裁判官の判決を説明してくれた。
時間のない人のためにガイドすると、
1/3は9:30から話しの本番。
2/3の1:50からがその青字、赤字。
3/3の6:18あたりから小沢一郎の話し。
3/3の最後の方は、この判決および冤罪事件はなぜ起きるのかについて、江川氏の分析。
どうしてもちょっとしか見れないならやはり、 2/3 の青字赤字がオススメ。(そりゃ全部見た方がいいかもだけど、ここだけ見たからといって何か変な誤解が生じることはないと思う)
あと、あらためて理解したがこの「事件」、「水谷建設」が「四億円」を出したわけではなく、両者は関連のない別の話しなのだ。どうしてゴッチャに出ているのかもはやわたしには理解不能なので説明できない。
そして3/3の最後の方では「冤罪の構図を検察の問題として見ていきたいと思って長く傍聴して」来た江川氏が、これは単に検察の問題ではないなとある理解に到達した詳細を説明していた。悪いのは○○○なのではないか、○○○が検察に▼▼を求めることが。▼▼さえあれば有罪にできると思って検察はむりやりにでも取ろうとする、この構造が…
伏せ字の部分は、本編を見てくれるとよいと思う。
わたしは何もクイズ番組の真似がしたいわけではない。
そうカンタンにわたしが開陳してしまっては申し訳ないから、伏せているのである。動画を見る前に自分でも考えてみるとよいかと思う。
☆ ☆ ☆ ☆

こちらは神保哲生氏による事件解説。
ひとりふたりではなく、大勢が問題として取り上げていると「やっぱり重大事なんだな」という機運が盛り上がっていい。
神保氏は「メディア上でも賛否両論になっているのをみなさんご覧になっていることと思います」と口火を切った。
この場合のメディアは「ネットメディア」とか「ネット上」なのは言うまでもない。
(マスの方で賛否なんてあるわけはなく、単一思想なのだから)
わたしも「メディア」を時々見るが、2ちゃんねるまとめサイトみたいのが雨後の竹の子のごとく出現していて、昔あったまとめサイトとは格段に劣化した内容。そこへ小沢悪口、小沢有罪に決まっているだろとか、根拠薄弱なうえに単調で説得力ないのもほどがあるのばっか。ムカムカが止まらない。
しかし、神保氏はいかなる相手にも差別なく強く訴えかける。
ひとこと「△△」と書いてあるフリップを出して。
「小沢一郎を支持するかしないか、好きか嫌いかというのはあるだろう。あるだろうし、それはそれで構わない。けれど、それによって判断を間違えないでほしい」
「これを、△△にしては、ぜったいにいけない」
「今回は裏金は、まったく証明されていない、というのを忘れないでほしい」と。
「何の犯罪なのかというと、土地購入代金として記載する、それを談合うんぬんとは関係なく、帳簿に遅れて付けたじゃないかと、ここを言われているだけ。そこだけをもって、怪しいじゃないかと。大変な裏金が動いていたと、そう言っている。
これを、△△にしてはならない。」
☆ ☆
「 」内は、完全に再現しえたものではありません。
※その劣化した「2ちゃんねるまとめサイト」を運営するしか食いぶちがない、他に職がないんだということ、なのか?
○○○=裁判所
▼▼=調書
△△=判例
2011年09月16日
なんて手軽に日本の警察は、冤罪事件をつくってしまうんだろう?「ゴビンタさん事件 東電OL殺人事件」他
■冤罪1 ゴビンタさん事件 東電OL殺人事件
うちのブログの横に貼り付けている「 原田信助の受けた暴行被害について、十分な捜査を実施し,犯人を起訴することを求める署名 」だけど、
久しぶりに 原田さん(原田信助さんの母)のサイト を見に行った。( @harada1210 )
9月11日付けで更新されていた。
原田さんが今も目撃者を探し続けている事は変わりなく、そういう意味の進展は残念だが少ないようだった。
けれど、横方向へ向けての広がりはたくさんあって、「日本には数え切れないほどの冤罪事件があり、犯人ではないことを証明するために人生の多くを費やさなければいけないことを知った」とのこと。
わたしは、まさかそんなに冤罪事件が多いなど深く考えたこともなかった。
【ゴビンタさん事件 東電OL殺人事件】という事件もわたしは知らなかった。( 無実のゴビンタさんを支える会 )
調べるとこの事件はセンセーショナルなトピックをいくつも抱え、いかにもマスコミの好物そうだが、どうだったんだろう? こちら を見ると案の定そうみたいだ。
これほど騒ぎになりそうな事件を知らないのは、ひょっとして自分って度を超えた筋金入りのマスコミ嫌いなのかも…
むろんマスコミのバカ騒ぎなど知らないで良い。しかしそれが冤罪となれば別だ。
事件は1997年に起きていて、その年にネパール人の男性がきわめて冤罪の可能性高く、逮捕や起訴をされている。
<遺体発見現場の101号室からは、13本の体毛が採取、しかし何故か4本だけが証拠として提出>されたり、検察が依頼した鑑定(押尾鑑定)が検察の意向に不自然に沿った結論を出していたりとか、恣意的なことばかり。
そんないい加減な捜査と判定で、その男性、ゴビンダさんは以来一度も世間に出てこれていない。
つまり、14年間も!!
14年間もの人生を奪うとはどういうことなのか?
しかも、今年の8月にはDNA鑑定によって、無罪を確定できる結果が出たようなのだ。
それなら一刻も早く刑務所から出したらいいではないか。
検察だか警察だか、それとも裁判所だか、たぶん全部まとめてなんだろうけど、どうしてそんなにいい加減で非人道的なことをやっているのか?
■冤罪2
【チカン冤罪】 市民運動家はこうして逮捕された~実名報道・前編 (田中龍作ジャーナル)
市民運動家が罠にはまって痴漢にされた、らしい。
冤罪の痴漢、冤罪のセクハラは、男性に大きなダメージを与える。
(うちのナースマンなんか、セクハラ扱いされるの怖さに、実にたくさんの仕事に近寄らない。
神経過敏症なんじゃないかと思うくらい)
まだ「前編」なので、冤罪作りの犯人が誰とも言えないが、やはり「公安警察」とかなのだろうか?
■不当逮捕
2011-09-11 原発やめろ!デモ@新宿 不当逮捕の数々 動画多数
冤罪というのとも違うが、不当逮捕。
聞けば、警察の天下り先として東電もあるらしい。いったい何をするのか知らないが。
古賀茂明氏の『官僚の責任』によれば、東電へ天下った経産省の官僚は、特に仕事が何もないため、「『どんな仕事をしているんですか?』と聞かれるのが一番困るんだよなあ」などと、のほほんと言うそうだ。
■黒木昭雄氏のこと
警察の不正が許せず、抗議のようにして亡くなった黒木氏のことは、わたしも約一年前に書いているのだが、だんだん黒木氏のやるかたない怒りが少し分かるようになってきた。
2010年11月18日
ある警察ジャーナリストの死。もしくは岩手の「佐藤梢さん殺害事件」
がわたしは、その黒木昭雄という人が誰だったかをうっかりと失念していた。
それで調べると、黒木氏のブログがあって、以前にも見たブログだったため、ああこの人だったかと思い出した。
黒木氏は、とある事件に出した岩手県警の結論に大きな疑問を持っていた。
その事件では、「小原勝幸」という若い痩せたあんちゃん風な男が犯人として懸賞金までつけられ、指名手配されていた。
しかし、氏によれば、「小原勝幸」が犯人のはずはなかった。
犯人のはずはない理由が、強い熱意をもって克明に書き綴られているそのブログは、全部の記事を読んで氏の思考の過程のすべてをたどっていくにはかなり大変な情報量であったから、わたしは数ページを読むにとどまったとはいえ、それでも、岩手県警がズサンなのか、それとも堕落しているのか、続きを読む
2010年10月22日
保育制度改革って、ゼッタイ必要(自分の経験から)
読んだ論文は「財源不足下でも待機児童解消と弱者支援が両立可能な保育制度改革~制度設計とマイクロ・シミュレーション」(一橋大学経済研究所DP No.459、単著)
書いた人は『「潜在待機児童八十万人」を解消するために 』の鈴木氏。氏は、『年金は本当にもらえるのか? (ちくま新書)』の著者でもあり、わたしは未読だけど、404 Blog Not Foundでも高評価の本。
年金の件は今はおいておくとして、保育所の論文の方、『「潜在待機児童八十万人」を解消するために』に書いてあった「保育利権の闇」については触れていなかったので、ちょっとガックリした。
難しい論文なので、理解しきったとは到底いえないけどとりあえずわたしがまとめると…
需要と供給の関係の中で、需要側に課せられていた「保育に欠ける要件」を撤廃した、という成果はひとつあった。というのも、「保育に欠ける要件」があるがゆえに、非正規雇用やパート、母子家庭の親が、子を保育所に通わす要件を満たさない、とされがちだったというのだから、どこまで無茶くちゃなんだろうか?
一方、供給側に関しての進展はほとんどないようだ。
そのため氏は、保育所に関して自由市場的な方法を取り入れていきましょう…と、提案している。
まぁなんとなくそれしかないような気はする。
実際、すでに東京はもうその方法を始めているようなことが書いてあった(読み間違いでなければ)。
そういえばわたしの同僚に聞いた話だと、以前なら「看護師」はとても有利で、それだけで優先的に保育所に入れてもらえたのが(他に有利な職種は先生)、最近「ポイント制」になったとのことで、看護師というだけでは入れられなくなったそうな…。
確かに、今の保育所のシステムは、たまたま子を入園させることのできた世帯のみやたらと得をして、そのほかの世帯は、高額のうえにサービスも悪い民間の無認可保育所を利用せねばならず、ものすごい不公平が発生しているという。
全体に、供給側については現段階でははかばかしい変化はないようだ。
しかし、今厚労省のホームページに行って
★乳児家庭全戸訪問事業(こんにちは赤ちゃん事業)
という企画というか、アイデアというかを見たけど、最後に
>3.実施主体
>市町村(特別区を含む。)
って、市町村にやらせるくせして、発案は自分たちって…
なんかむっしょーに腹立たしいんだけど?
それはともかく、そんなで2018年までに、待機児童100万人の受け入れを実施できるかどうか…ちゅうあたりを目標にしている模様ではあるが…
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関連して→
★長妻厚労相更迭が突きつけるリアリティー 鈴木亘 2010年10月07日
わたしも途中まではいっしょーーけんめい応援していた長妻さんだけど、刃折れ策尽きて前のめりに倒れてしまった模様だ。まさか、こんな素直に助言を求めていたなんて。
>長妻氏達の更迭によって、政治主導の難しさ、改革の難しさのリアリティーを、国民は改めて実感すべきである。
改めて実感したからって、改革が進むわけじゃないんだろうなぁ。
これでまた税金の無駄遣いによる、変な横滑り操作によってあやつらの懐に金が入っていくという、不毛な不公平社会の存続。
わたしもさ、官僚さんが何をやっていようと、どんだけ得をしていようと興味ないんだけど、税金払っているわけだから。その無駄っていうのがーーあーー結論でない。うんこしよう。厚労省の話のあとはうんこだ。
追記
>厚労省官僚の天下り先の公表や、非現実的な年金積立金の運用目標を拒否するなど、目立たないながらも長妻氏のファインプレーがちらほらとはみえはじめていた
というところを、うんとアピールしておこう。
それだけでもエライじゃん?
時々「東京で起きている事件」で検索してくる方いるけど、ここらへんが、東京で起きている事件なんだよ☆
2010年10月18日
人間界に疲れた………
けどわたしは人間界にかなり疲れた。だって、疲れません??
たとえばオバマ。いくら核爆発の前段階でとめる実験とは言っても、核実験は核実験。一年前のノーベル平和賞、返しなよね。
そりゃ大人の事情があるんでしょう、オバマさんだって本心はイヤでたまらんのでしょう、けど、そんな理解を示してやる義理はない。
それと前田検事? あいつの言い分はもうあきれはてはてはての最果てまであきれたね。
>大阪地検・特捜部による証拠改ざん事件です。
>逮捕された前の特捜部長は接見した弁護士に、
>「最高検が作ったストーリーによって逮捕された。納得がいかず検事をやめるつもりはない」
>と話していることが分かりました。
引用前特捜部長「最高検が作ったストーリー」:TBS
「検察が作ったストーリー」という話をわたしが最初に聞いたのは、小沢一郎起訴の時に立ち上がった検察批判の証言やインタビューの動画配信でだった。その時に、検察という機関のやっている事が、証拠や証言を集めて事件の全容を緻密に調査、解明していく、のではなく、まず自分たち検察があらかじめストーリーを作り、それに従った取調べをする、つまり、ストーリーに矛盾するような証言や事実は排除し、自分たちのストーリー通りの内容になる自白を無理無理に口に出させて調書を作る。そういう拷問としか思えない行為をしているという、にわかには信じられない話だった。
その経験をした人たちは、検察によって大変な苦痛と屈辱を味わい、わたしだったらその場で発○しているかもしれないくらいの、熱湯を飲まされ血反吐を吐くような思いをさせられ… さらに、それら検察の実態は、本来広く世間に知らしめる役のマスコミには抹殺されているから、一般人も聞いても「まさか」という思いから、信じられないでいた内容なのだ。
それを今回前田元検事は、自分が捕まった段になって「最高検が作ったストーリーによって逮捕された。納得がいかず検事をやめるつもりはない」
などとと言い出した。わたしもこのニュースは見た。「ストーリーありきの取調べ」を先日までやっていた当人が、苦しめられた側の真実の叫びである「ストーリーありき」証言をまんま横取りしているのである。思わず「パクってんじゃないよ!!!!」と叫んでたね。
しかもモンダイはこれだけではない。
前田という検事が、今までどんな事件を手がけてきたのか。そこで有罪になった事件、冤罪ではないのか。
あと、こういう存在が育ったということは、育てた土壌としての検察組織という大問題があるはずで、それを遡上に上げなければ、つまらん雑魚を一匹処分したからって、同じことが繰り返されるのである。
いったい、どうなっているんだよーーー!!!!
と、考え疲れ果てた。
この一件は、当然、前田元検事が手がけたという「小沢一郎」にもつながっている。
☆参考サイト検察3つの“公然の秘密”――「ストーリー捜査」「虚偽の自白」「リーク」が、ついに白日の下へ
感想:立花隆氏が
>そこに、あるストーリーを持ち込む、すなわち仮説を作ることがサイエンスの最初の一歩である〉(信濃毎日新聞/10月3日付)
といっているらしいけど、サイエンスの対象と検察の取調べ対象はぜんぜん違うではないか。
サイエンスでストーリー間違ったら自分の研究が目茶目茶になるだけで、サイエンスの対象は痛くも痒くもない。
検察の対象は、自分の言い分をちゃんともっている人間なんだから。
立花隆つう人、知の巨人じゃなかったのかね???
…>>>つづく
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人間界に疲れ、植物界に目覚めたわたしのブログ→これ…うんと暇な人は見てね
2010年09月08日
2010年9月8日(水)のムネオ日記
夫の話では、検察官はあらかじめ文章を作っていて、その表現内容が夫の認識と違うと言っても受付けてくれず、どのように対応をしたらよいか困っているということでした。
(中略)
夫は、納得のいく形での調書を作ってもらえず、そのあげく、鈴木宗男代議士は逮捕され、また島田建設も賄賂行為をした企業とされて9ヶ月の指名停止の処分を受けてしまいました。
(中略)
俺が検事の言うままにサインしたのが悪かったのかな、申し訳ないことをしたな、などため息混じりに愚痴っていました。
身を削る苦しみを言葉で紙に表すとき、その紙は燃え立つわけではなく悲鳴を上げるわけではなく怒りに色を変えるわけでもない。紙は何が書いてあっても一枚の白い紙だ。
何が書いてあっても白い一枚の紙としか認識しえない
この検察官のような、感性と知性の野蛮人が人を裁く地位にいる・・
この国が、というべきなのか分からないけど、この世のおそろしさ
2010年02月09日
どうなったどうなった小沢VS検察--毒蛇山荘編--

といってもそれはわたし内部の話しで、本当の発端はinfoseekなどより遥かに以前にさかのぼる。
少なくともロッキード事件(1976年)。あるいは太平洋戦争での敗戦にまで遡り、GHQの支配を受けた歴史などが影響している、らしい。
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どうなったどうなった小沢VS検察--東京新聞編--
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2010年02月02日
2010年01月23日
どうなるどうなるこのあとどうなる
前回、じみーーーに衝撃を受けた。
と、いうのも、自分の投票すべき政党がみんなの党だったのではないか? と考え出したからだ。
政権を担えるだけの力はなかったとしても、打算なくそこで一票を投じることが大事なのではないか。また、そういう人々が一定数集ってできる集合こそが本当の多数決であり、みんしゅしゅぎなんじゃあないのか。
ここで、力の有る無しを勘案してしまうから、いつまでたっても企業献金体質みたいなものがなくならないのではないか…
などなど。
……
わたしには分からない。それも一理あるのかないのかさえ、分からない。
(そうはいっても、みんなの党って、あんまり立候補者いなかったしねーーとも思うのだけど)
☆ ☆ ☆ ☆
それはともかく、小沢氏である。
まさかとは思っていたけど、案外この人、本当に裏金だの、あやしい献金だのと無関係なのじゃないかと思い始めた。
昨日・今日知り始めて驚いているわたしなどと違って小沢氏は、検察や特捜について知り抜いた人である。
金の扱いに関してはまず第一に「対検察」を考えて抜かりなく行動するはずだ。
今日の昼間もテレビ付けていたら、検察は逮捕に踏み切る前に一週間合宿するってんだから、驚いた。やりすぎじゃないの。
その他事情聴取のやり方もスゴイらしく、案件と関係のない話から入るとかで、「あなたはどうして井伏鱒二が好きなんですか?」とイキナリ聞いてきたりするそうだ。井伏鱒二の名を出すってことは読んだ上でそう尋ね、相手の心の牙城を崩していくってことだろう。まさか井伏鱒二を読む検察官がいるなんて想像もしていないから、こりゃあ、調子がくるうのも無理はない。
(これはテレビで紹介していたくらいだから、もっとも無害なエピソードなんだろう。実際のやり口はもっと卑劣だそうだ)
そんなであるから、これからしばらくの間は、検察官や特捜部を取り扱ったドラマや映画が流行る予感…
それにしても、小沢氏の言う通り、事実はまったく不正な金が動いていないのだとしたら、罠にはまったのは検察の方だったりして。
嗚呼そういう展開なら面白いのになぁ!!超ドラマだよ!!
2010年01月22日
ポメラ生活もしくは、小沢vs検察

それも最初に出たDM10ではなくて、DM20。
DM20の大きな特徴は、エネループ電池が使える、という点かと思う。
(エネループ電池は従来の充電池よりも性能のいい便利な充電池)
そんなで、しばらく畳んだり広げたりしたあと、一番肝心なタイピングの練習をした。
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2010年01月19日
「『新撰組』化する警察&検察&官僚がニッポンを滅ぼす!」

【1月18日生中継】「『新撰組』化する警察&検察&官僚がニッポンを滅ぼす!」
を見た。
見たけど、わたしの場合、こういう話には特別興味はないのだと悟った。
でもせっかくだから、把握した範囲で概要を述べてみよう。
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2010年01月18日
なるほど新撰組化してたのか?
面白そう!!
【1月18日生中継】「『新撰組』化する警察&検察&官僚がニッポンを滅ぼす!」

もう、なにがなにやら、さっぱりわからないからちょうどいいワ
(「Infoseek 内憂外患」なんてコンテンツ、初めて知ったけど)
2008年02月03日
厚労省の折込み広告。新聞とってない人はどうする?

先月18日、職場のナースステーションに行ったら、「参照用」とのことで、隅っこに新聞が置いてあった。
その新聞は上部に日付が入っていなかったため、本来の新聞紙面とは違うものだと分った。
紙面をひっくり返してよく見たら、「政府広報 / 厚生労働省」とあったので、政府発行のものだと分った。
大見出しとして、「C型肝炎ウィルス検査をお受けください」とあり、サブタイトルとして、「フィブリノゲン製剤納入先医療機関」とあった。
以下、新聞8面分(確か)に渡って、県ごとに区切られ病院名が、ズラーーーーと怒涛のごとく並んでいた。
その数の圧倒的な多さにも驚いたが、それ以上に寒気がしたのが、紙面に「C型肝炎は、早期発見、早期治療が重要です」などと書いてあったことだ。
そう思うなら、どうしてこういう発表を早くしないのだろう?
フィブリノーゲン製剤は、「平成8年以前に」作られたものと書いてあるので、一番最近の平成8年に投与を受け感染したとしても、12年は経過していることになる。
12年も経っていて、何が「早期発見」「早期治療」なのだろうか?
厚生労働省の同じ内容のウェブページを見ると、「その当時C型肝炎ウイルスが発見されておらず、製造工程におけるウイルス不活化のための技術も現在に比べると十分でなかったことから承認・製造され」てしまったと説明している。
つまり、自分らに責任は無いと主張している。
仮に、本当に仮にその通りだとしても、こういうリストがあるのなら、もっと早く出して「早期発見、早期治療」につなげるべきではないか??
ほんとーに何もかも分らない。厚生労働省の役人だって、人間のはずであり、身内が病院にかかることもあるだろう。
その場合はどうしているのだろう? ほんとーに分らない。
その日は、わたしのこの混乱と同じものを感じている人がいるのかどうか調べるために、ブログ検索とか行い、何人もいたのでホッと安堵してしまった。
思えばその数日前、薬害肝炎被害の救済を求める訴訟で、福田首相が国の責任を認め、救済のための法律が成立したのは聞いていた。正直言って「また首相の人気取りか」くらいにしか考えていなかった。
浅はかな自分もどうかと思うが、そんな程度の卑俗さではすまなかった。
こうやって大量の病院名をオバカなアナウンスとともに列挙されると、どうにもこうにもあんまりにも国のやっていることが非道すぎ、怒りなんていう前向きなものはコソリとも沸いてこず、ひたすらどこか誰もいないところ、人間のいないところ、官僚なんてもののいないところへ、逃げたいばかりだ。
◆薬害肝炎救済法
その法律であるが、報道によると、「肝硬変・肝がん患者と死亡患者の遺族には4000万円、慢性肝炎患者には2000万円、自覚症状のない感染者には1200万円が支払われる」という。
この件、救済されるのは本当によかったし、そうでなくてはならない。
けれど、「自覚症状のない感染者」ってどれくらいいるのだろう?
あの膨大な病院リストを見る限り、何十万人もいると思われる。
仮に1万人だけだとしても、1万人×1200万円=1200000000000で、一兆円を超えている。
これって官僚のポケットマネーじゃなくて、全部税金から支払うんだろうに、どうしてこういうことを防げないのか。
「金の心配ばかりをするな」と言われそうであるが、もう、腹が立って腹が立って、やっていられない。
とはいえ、現在症状がなくても、いつかあるのではないかという不安感を背負わされ、肝機能の低下を考えたらお酒もろくに飲めないだろう被害者が、一番大変なのは言うまでもない。わたしは年に二回くらい血液検査を受けていてHCVもマイナスなのを知っていたからパニックにならずにすんだが、病院でのお産経験もある以上、それがなかったらどんなに不安だったか。
とはいえ、C型肝炎を重大に言い過ぎる立場に当方はない。実際HCV+でも別にピンシャン生きている方も多いのだから、そんなに悲観することはないはず。といっても、それが厚労省を利してはならないので、言い方が難しい。同時に、やはり12年も経過している以上、症状が出始める時期に来ている不安もある。(すでにある方には手厚い医療が必要なのは言うまでもないかと)
videonews.comの薬害C型肝炎
これで薬害の連鎖に終止符が打てるのか
ゲスト:鈴木利廣氏(弁護士・薬害肝炎全国弁護団代表)
この番組を見たことで、数々の疑問が解けた。
(解けると同時に、あらたなキョーフが色々と出現したわけであるが…)
既存のジャーナリズムが壊滅状態にあるだけに、きわめて有用な内容。
たとえば、フィブリノーゲン製剤を投与された人の数は、推定28万5409人。
そのうち症状が出た人が1万594人。ただし、この数は直後に急性症状の出た人の数で、感染したろう人の3割にあたる、と推定される。
また、厚労省が責任回避発言をオフィシャルページで行っていることを先ほども書いたが、アメリカでは1977年にその危険性ゆえに(と代替品が出来たため)使用が禁止になっていた。
にも関わらず、日本では使われつづけた。
→責任回避発言は無効。
なぜ使われつづけたのか、ということを解明しなくてはならない。
このあたりは「天下り」とか「癒着」とかあるわけだけど、そういうおおまかな説明ではなく、細かく解明していく必要がある。
鈴木氏が「起きた事件を徹底検証し」「分析」していく重要性について語っていた。
話しは薬害にとどまらず「ビッグファーマ」(巨大製薬会社)のグローバリズムの波、というところと、
今までのメディアのあり方(メディアは製薬会社から多大な宣伝費をもらっているため、製薬会社の批判記事を書けなくなっている)ではもうダメなので、あらたに、情報の公開と還流を生み出す必要があると。(氏の話だとそのためのNPO?案)
どちらも、薬害を包括しつつ、未来へつながる大きなテーマだ。
「ビッグファーマ」のグローバリズムの波なるものが具体的にどんな影響を及ぼすのかは不明であるが、勝手に想像するに、たとえば「引っ込み思案」なんかも病気にされると思う。
人の性格って薬でけっこう変わる。積極的になったり、活動的になったり、不安が減ったり、気が大きくなったり。
わたしは、有益な薬もたくさんあると思いつつも、抵抗があるから薬は極力飲まないけれど、「薬が嫌い」なんて言えないような風潮も作られるかもしれない。
金の力と情報操作で相当にどうとでもなる。
しかし、今は、「第三者委員会の議事録の公開」が実現するかどうか、が焦点なのだと。
未来は今作っているものだから、今実現しなくてはいけないことを実現させるのが先だし、今ちゃんと色々考えていかないと、どんどん飲み込まれて自分を失っていきそうだ。
ということで、マル激トーク・オン・ディマンド 第356回(2008年01月26日)は2時間ほどの内容なので見るのちょっときついけれども、大きなテーマを含んでいるので見るの推奨だ。
(他の回もいいはずであるがなかなか見れていない)
薬害肝炎に関しては、フィブリノーゲン製剤を使う必要性自体が、たいしてなかった。
使わないと生命に関わる、というならともかく、そうではなかった。