【日記】あれから。それから。これから

先日イーガンの『宇宙消失』の感想を書いた中で、またまた極私的な、情けない日常の断片を綴った。 綴ったのは実際モンダイ頭の中がソレで一杯で胸の中も一杯で、とにかくイッパイイッパイだったためだ。 で、今回はその後日談を書く。 その例の、ゴミ出しルールがなっていないと、回覧板に意見を書いてくれた人は、実際に会ってみると別に怪物でもモンスターでもなく、ごく普通の女の人だった。集金の名目で呼び鈴ならして出てきたもらったので、あまり長話しはしなかったけど、現在のゴミ出しの様子をどう思っているか聞いてみると、何も不満もないし、とても良くなっていると笑顔で話していた。 なんかー安堵。 と思ったら、他の人の方がよほどビクついていて、特にゴミ出しルールの守れていない点として指摘された<「リポビタンD」の空き瓶をフタしたまま捨てる> この行為をやっているだろう人が、わざわざ夫婦で出てきて、わたしに対して戦闘態勢だったのは、あとで考えれば笑い話だけど、こっちは別に犯人捜しをしている刑事ってわけじゃないし、そもそもゴミ出しルールにウルサイ人間でもないのだから、単に集金に来たわたしにそういう態度、ホントやめてね、だった。 本気で疲れる… そんなで、一度の集金で全世帯をまわれず、その日だけでグターーーっとした。 とはいえ、残った世帯は割とラクな人たちだったので(話しをしたことのある人が多かった)、1週間後に気を取り直してもう一度集金にまわり、ほぼ全世帯から500円を徴収した…

続きを読む

【日記】二〇一二年五月二三日

自分のホームページで22日は更新日ってことにしているので、ナンか書かなきゃなあ…というボンヤリした使命感にかられこれを今書いている。ちなみに、オーウェルの『1984年』を読みかけているのは実話だったりする。 わたしが手にしている『1984年』は「新訳版」で訳者は高橋和久、初版は2009年7月。 原文でも「diary」という言葉なのだろうか? おそらくそうだと思うが、主人公のウィンストンがテレスクリーンの監視の目をくぐり抜け日記を書くシーンがあるので、そこを引用。  彼のやろうとしていること、それは日記を始めることだった。違法行為ではなかったが(もはや法律が一切なくなっているので、何事も違法ではなかった)、しかしもしその行為が発覚すれば、死刑か最低二十五年の強制労働収容所送りになることはまず間違いない。(中略) 一九八四年四月四日  椅子の背に身体をもたせる。どうしようもない無力感に襲われていた。まず何より、今年がはたして一九八四年なのかどうか、まったく定かではない。その前後であることは間違いない。自分の年齢が三十九歳であることにはある程度の確信があり、一九四四年か一九四五年に生まれたと信じていた。しかし昨今では、誤差が一年か二年という厳密さで年代を特定することなど、どだい無理な話だった。  ふと彼は疑問に思った、自分はこの日記を誰のために書いているのか? 未来のため、まだ生まれぬものたちのためか。彼の心は一瞬、頁に記された疑わしい日付の上をさまよったが、結局、衝撃と…

続きを読む

【日記】三月四月の年度替わり。二年ぶりに思い出した春

末次郎、入学 末次郎の大学入学式だった。 7年前に7才年上のタックンの大学入学式にも行ったけど、タックンの場合はどう考えてもガラじゃない「経営学部」なんか選ぶものだから、一年もたたずに中退と相成ってしまった。あんま言いたかないけど、入学金やら何やらパー… それ以前に本人の進路やら将来やらがどうなるんだーという問題も。そんな成り行きを脇で見ていたせいか、末次郎は地元の、それも適性のありそうな職業につながりそうな学部を選んでいた。 そういった意味で今年の入学式は、めでたいめでたいと単純に喜び、何を着て行こうかと早くから準備していた。 服はまず自分のを選び、次に末次郎の「スーツ」だ。だいたい、大学生の入学式にサラリーマンみたいなスーツってどうなの? と疑問が浮かびはするが、肝心な末次郎がスーツスーツなのだから、しょうがない。 それに高校の卒業式で、「青山」のパンフを貰って来ていて、半額チケットまで付いていた。なぜか末次郎はその半額チケットをまるで母校の戦利品でもあるかのように、誇らしげに喜んでいて「半額、半額」と浮かれている。よほど日頃のわたしの愚痴がストレスなのだろうか。少しは「お金ならある」と余裕を見せるようにしなくては。それで末次郎の顔を立てる意味でもせっかくだから半額チケットを持って「青山」に一緒に行った。 それが三月の終わり頃ですでに遅きに失したのか、等身大の亀梨クンの後ろに並んだスーツはかなりお高い物で、しかも、半額対象品ではなさそうな雰囲気で吊されている。店員は…

続きを読む

2012年、寺へ

今年もまた例年と同じお寺にお参りに行った。 今年はこのお寺、仮にS寺とするが昨年までと違っていた。

続きを読む