2008年01月30日

太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。二回分

■マニフェスト一覧
1「ハリウッド映画を0円にしてもらいます」by太田光(1/18)
2「義務教育中の間は学習塾に通うことを禁止します」by品川庄司(1/25)
3「年金は、お金持ちほど多く納め、貧しい人ほど多くもらえるようにします」by東ちづる(1/25)


■ハリウッド映画を0円にしてもらいます
今年最初の太田総理が18日の放映で、録画だけはしていたものの見るのが遅くなった。そのマニフェストがまた「ハリウッド映画をO円にしてもらいます」という、何ともワケわかんない話だったため、見はぐっていた。翌週25日のマニフェストは、そういう意味では正攻法で共感しやすくまっとうなものだった。とかいっているうちに、なんと大阪府知事にあの悪名高き(そして爆笑と同じタイタンに所属している)ハシベンこと橋下弁護士が当選してしまったのだから、あれー!?とびっくり。だいたい「タイタン」ってヴォネガットの『タイタンの妖女』から来ているのだろうに、ハシベンってヴォネガットスピリットから程遠い人物。もっともヴォネガットは心が広いからあのアホーマンスを見たらケラケラ面白がると思うが。それに大阪ってあくまで日本のローカルであって国政じゃないんだから、核保有に賛成したり徴兵制に賛成していたからといって何もできやしないわけで、大阪府民にとってそれなりに利用価値のある人間ならそれでいいのではなかろうか(←あまり調査しないままの感想)。


それはともかく1。見てみたら、「インド洋でただで給油しているのだから」という理由付けが出てきて、つまり本筋は、先日衆院を通過した時限立法「テロ特措法」にあった。なんだ、そういうことならそれを全面に出しても良さそうなものなのに。他ブログを見ていたら、映画がダシに使われ気分が良くないという意味のことを書いている映画好きの人もいて、それもそうだと思った。とはいっても、テロ特関連の話は出口が塞がっているかの如く突破口がないうえに、延々と続いてダレてきているので、仕方がないのかなと思った。それでも、テレビ局ってすごいのは、あくまでも盛り上げモードになる出演者さんたちで、ギャラを相当にもらっているンだろう。そんな中注目なのは「ふかわりょう」さんで、彼のばやい、口を出そうとして誰かに遮られるという、モタモタした芸風がキラリと光っていた。よく写る場所に座っているだけに「言いたいことをサッサと言いなよ!」と、テレビに向かって喋っていた自分である。
その他注目なのは「宮崎哲弥」さんで、以前はケーブルテレビの「朝日ニュースター」でよく見ていたのであるが、勝手にデジタル化されたため(しつこい)、久しぶりに見かけたところ、太っていた。

が、そんなことはどうでもよい。
この件はそんなで、「ハリウッド映画」はダシである。
インド洋の給油問題、一応少し長く見ていて、ふたつの顔をもつと思うようになった。

1:記号
2:実質

1の記号は、自民党の皆様がよく言っている「国際貢献」「テロとの戦い」「国際社会に参加」といった、おもに体面に関連した合言葉の部分。

2の実質は、テロとは何か、テロを起こす人間は誰か、その心理や理由。テロの手法や被害の実態。テロを減らしていくために本当に必要なものは何か。

どちらが大事なのかといったら、明らかに2の方である。

であるが、どういうわけだか、1の方が大事で仕方ない人たちというのが、本当に多いのだ。
そのため、2の話しをしようとしても、すぐに1の方にもっていってしまう。
実にイライラするのであるが、ちょっと譲って考えてあげるなら、1重視派はキャパシティが狭く人間界の地獄絵図を直視するには心が弱すぎ、何でも無害な記号に変換して考えたい人たちなのであろう。仕方がないから、少しは譲歩して「体面」も整える必要はある。


しかし1の記号派の誤魔化しはそれだけではない。
「国際貢献」という美辞麗句も、実質はアメリカ追随であると思われるのに、そうではないとばかりに言い張るのだ。

日本の給油再開を報じた1/24の各国メディアの報道内容を、後日このブログでヒマな時に検証してみるつもりだが、どの国のメディアも、日本の「国際貢献」とは伝えず、「efueling mission in the Indian Ocean as part of the American-led military effort in Afghanistan.」と言うように、アメリカ主導のミッションのために、という捉え方と伝え方をしていることを、声を大にして言っておきたい。


◆湾岸戦争の時、金を出したのに感謝されなかった、という例のハナシ
何かというとこのハナシが出てきて、今回は平沢勝栄が言い出していた。
でもってこのハナシの存在が、金だけでなく人も出したいと主張する一派の論拠となって久しい。
これ、具体的には、湾岸戦争の後の「TIME」の特集記事?に載らなかった、ということらしく、それを嘆いている元外務省の誰かがNHKに出ていたのを、わたしは見たことがある。
日本にとって「TIME」がそんなに大事だったというのも驚きだけれど、「TIME」が特集で各国に「感謝」したのは、戦死した兵士を追悼する意味合いなのではないだろうか。戦争で兵士が死ぬことを止められなかったのは、ジャーナリズムにも大きな責任がある。まして世界のトップジャーナリズムという自負をもっているだろう「TIME」なら尚更だ。詳細な経緯は未調査且つ不明であるが、そんな「感謝」がそんなに必要なんだろうか。
それに、「金を出したのに」というが、どういう出し方をしたのだろう。
何も言わず「ホイ」とばかりに出しても、感謝などされるわけがない。むしろバカにされたかと思うと思う。
「金を出したのに感謝されなかった」という彼らの言い分を聞くばかりでは、何が本当に起きたのかぜんぜん分らないのである。


◆アメリカは八百万の神と化したかの如く
平沢勝栄はじめとした一派の話しを聞いていると、「なるほど」と納得できる展開はひとつもなく、ひたすらアメリカに逆らうと大変なことになる、という畏怖の念ばかりが伝わってくる。こうなると一種の信仰だろう。日本は古来より特定の神をもたず、狐でも狸でも山でも石でも神とみなし、雷でも雪でも雨でも、畏怖の念を抱きながら生きてきた。これらを総合して、キリスト教のような一神教ではなく、八百万(やおよろず)の神と言っている。やおいではない、八百万である。八百万個もあるのだからアメリカがその中に加わってもおかしくは無いとはいえ、少しは冷静且つ論理的になってほしい。何もアメリカを打ち負かす必要はないだろうけど、追随ばかりすることを、少しは口惜しいと思わないのか。


と、そのように考えていけば、ハリウッド映画をゼロ円にしてもらいます、くらい言ってやってもいいのだ。
が、映画ではなくほかのものの方がいいかとは思う。
アメリカンホームダイレクトの保険料給油期間中0円とか。アフラックの保険料0円とか。アリコの保険料0円で保障一生涯とか。
ナイアガラの滝観光0円とか、ラスベガスに一週間ご招待とか。


■■「義務教育中の間は学習塾に通うことを禁止します」と「年金は、お金持ちほど多く納め、貧しい人ほど多くもらえるようにします」

「学習塾を禁止」するセットとして、義務教育機関の充実というのがあるので、それは大賛成だ。というのも、教師の数を増やして、児童10人(以下)に一人くらいの割合で先生が付かないと、とてもじゃないが勉強など身につかないと思う。わたし自身、親が共産党で地域の活動家だったため、「先生の資格はもっているけど教壇には立てない、でも趣味で子供に教えたい」と思っている人とよく知り合い、「じゃあうちの子を教えてみる?」とばかり、そういう人に教わったことがよくあるが、これはもう如実に成績は上がる。わたしと友達の二人で教わることが多かったのであるが、それで楽しさも加わるため、余計に能率がアップして勉強が身につく。さらに、先生の方も子供の成績を上げなければ、というプレッシャーがないため、ラフに楽しんで教えるので、こちらにとってイヤな要素がまったくない。単に成績が上がるだけではない。知ろう、解ろうという意欲がわいてくる。問題が解けるとは、何も増して娯楽的要素があり楽しいことだ。もっともわたしの場合、漫画家になりたい子供だったので受験に興味はなかったし、問題を解く以上の何か(たとえば科学的発明につながるような意欲や探究心)は、これといって生まれなかったが。

今の塾は、塾間でも格差があると思う。多数を一度に教える塾では学校と同様落ちこぼれが出る。
いい塾は、意欲があって造詣の深い先生が、少人数で継続的に教えているのではなかろうか。

かような条件は、相当に金をかけなければ無理で、つまり子供の数が一人か、年収1000万クラスの家庭だけだろうなと、勝手に想像するのである。そうなると、ほんとーにうちの子供ゴメンねと思ってしまうわけであるが。

学習塾を禁止しなくてもいいので、先生の数を増やしてほしい!!!これは、せつなる願い。
うちの子はもうすぐ義務教育終るけど、これからの子供たちのために、そうあって欲しいと思う。
あと、図工の授業どんどん減らすのやめてほしい。


◆年金はお金持ちほど多く納め、貧しい人ほど多くもらえるようにします
実をいうと、金持ちも貧乏人も一律に納めているというの、知らなかった自分。
すごく無知な自分にびっくり!!
東ちづるさん、素晴らしいマニフェスト。というか、それをイヤだという金持ちって信じられない。何が楽しくて生きているのか。
あとは、「頑張って金持ちになった自分が、何も頑張っていない貧乏人のためにどうして?」とかセコイことを言い出した場合である。
だからー中途半端な金持ちは今まで通りにしてあげて、親の資産を受け継いだようなほんものの金持ちから適用したらどうかな?


posted by sukima at 19:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 00年代現社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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