小沢イチローは「悪党」なのか「キャラクターアサシネーション」の犠牲者なのか、それとも他の何かなのか

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悪党―小沢一郎に仕えて 石川知裕 (著) (amazon)
次の衆議院選挙が行われるとしたらいつになりますか (yahoo知恵袋)



■まえふり

つい先日、職場の昼休みにしゃべっていたらしゃべるネタがつきてしまって、だんだんと政治の話になった。
すると、20代後半の男の看護師Bが「政治家も官僚もあいつらゴミ!! ぜんぶ爆破するしかないっっすよっ!!」と、口調激しく永田町と霞ヶ関を罵倒しはじめた。一同の中で、これに反論を試みた者はいなかった。

その翌日の夜もBと一緒になったので、仕事の暇な時に政治と社会についてしゃべっていると小沢一郎の話になり、今度は50代の女性D代が「あたし、おざわいちろーーーっだいいっきらいっ。いつもふんぞり返って。あの態度と顔が見るのもいやっ!! 一番きらいっ!!」と言い出した。わたしはその剣幕に驚き、返事もできなかった。

今なら、「そのイメージってマスコミによって作られたものかもしれないですよー?」くらいは言えたと思うが、その時は思いつかなかった。もっともBが「強いリーダーシップないと政治は変わらないっすよ」と、反論っぽい事を言っていた。そのくせBは「…小沢の懐にガポガポ入る云々」と先に言い出している。

それもまた、小沢=金権体質というイメージにのっとったものと思われるので、どう返事しようか迷っていると、D代の剣幕に押された、というわけだ。



小沢はともかくトータルに考えるに、以前は政治の話題というと、どうしても場に創価学会の信者(すなわち公明支持者)がいたり、その人が蛇蝎のごとく嫌う共産党系の人がいたりして、市井レベルでは実質、公明vs共産党だった。

つまり、政治談義の主役はいつも学会員、もしくは(滅多に場にいないが)共産党支持者だった。それゆえに、政治の話は、ほんとうに政治を語れるものではなく、熱烈な信仰にお付き合いする一種の会話劇だった。


それが今、共産党にしろ公明党にしろ意味を変えた。口だけは達者だったが彼らには何の力もない。その事があらわになった。もちろん他の政党も同じだ。広島原爆の29,6個分に相当するものが漏出、しかもそれらが減っていくスピードは原爆に比べて極端に遅いという※。そんな、たえまなく命を脅かされ不安にさいなまれる「戦中」、という状況にあって、政治の話しというのは、何党を支持する・しないという平和な次元のことではない、のだとつくづくと思う。



▼小沢イチローは「悪党」なのか「キャラクターアサシネーション」の犠牲者なのか、それとも他の何かなのか

☆阿修羅 > 石川知裕氏と佐藤優氏が緊急対談「平成の『悪党』はこう作られた - マスメディアと東京地検特捜部」(BLOGOS)
小沢氏はものぐさでフツーのオッサン…石川知裕衆院議員著「悪党―小沢一郎に仕えて」 (スポーツ報知)
小沢一郎×カレル・ヴァン・ウォルフレン公開討論会&記者会見 主催:自由報道協会
ガジェット通信 『誰が小沢一郎を殺すのか?』著者と小沢氏本人が対談 全文書き起こし 2011.07.29 23:00:53 by ニコニコニュース category : 政治・経済


佐藤氏と石川氏の対談、見てみた。
石川氏が出した本『悪党』(2011/7/7発売)も買って読んでみた。
対談の中で石川氏は、上告して最後まで戦うことを決めたと言っていた。そのためにかかる費用は4000万円を超える!という。その費用をまかなう目的もあって出版したとのことだったから、「カンパ」の意味もこめて買った。

さらには自由報道協会の会見も見た。
どちらも主役は小沢だけど、その位置づけはまったく違った。
石川氏は本書で、小沢(と自分、自分たち)を、すすんで「悪党」と位置づけている。
表紙の写真も、民主党のポスターに見るような、ややはにかんだ調子で笑う好感度の高い小沢ではなく。
顔半分が暗い影に沈んだ、肌のぎとぎとした、やや口角をあげつつも一文字に堅く口を結んだ、血走った目の、とても「クリーンな善人」には見えない写真だ。

一方自由報道協会の方は、カレル・ヴァン・ウォルフレン氏という海外目線を導入することで「キャラクターアサシネーション」なる概念を提出。小沢は「世界的に見ても類を見ないほど長期にわたるキャラクターアサシネーションを受け」続ける珍しい人、として立ち現れた。

珍しい人というか、巨大権力のイジメを集中的に受けている人。その中で信念を貫き、民主主義を実現しようとしている人、というか。
欧米人の目線からしたら、
このことは、大変な人権問題が起きているということであり、民主的ではない、閉鎖的で旧弊で封建的で前時代的な政治制度が今だにまかり通っていることであり、着目せずにいられないのだろう。

よくよく関心を持ってみれば、日本人にとってだって、決して看過できる話ではないはずだ。


しかし小沢氏の秘書を長年つとめ、20年間側近だった石川氏に言わせれば、小沢一郎は「悪党」なのだ。
キャラアサの被害者ということで、検察なり、官僚なり、嘘ばかり書くマスメディアを攻撃・告発するよりも、「悪党」宣言を選んだ。かなりの冒険だ。
ただ「悪党」の意味は単純ではない。広辞苑には、

【悪党】1:わるものの集団。転じて、わるもの。2:(中世語)荘園内の反領主的荘民の集団。鎌倉後期から南北朝時代にかけて、秩序を乱す者として支配者の禁圧の対象となった武装集団。風体、用いる武器などに、従来の武士とは異なる特色をもち、商工業・運輸業など非農業的活動に携わるものも少なくなかった

と、載っているそうだ。「約700年前、日本は北朝と南朝の真っ二つに分かれた。鎌倉幕府を倒した盟友の足利尊氏は、官僚のような政治エリートと結託して光明天皇を担いで北朝を支えた。吉野に逃れた南朝を支えるために楠木は尊氏と戦い討ち死にするが、残された悪党は南北朝統一後も南朝のために既成勢力と戦った。」

という歴史が、日本にはあるそう。
小沢一郎を「悪党」と言い切ってしまう発想は、元外交官で逮捕され仲間(先輩)の佐藤優氏にヒントを得ている。歴史上に、小沢一郎が置かれているのとそっくりな状況が、存在したのだ。
だから、マスコミがギャアギャアと犯罪者扱いする、ああいう意味での「悪党」とは違う。


しかし、いくら違うとは言っても、悪党のイメージが今以上ついてしまったら、ますます首相などは遠くならないか?? そんな心配をわたしなどはしてしまう。

政治家は、ユウシュウなる官僚の言うことを聞いて、ユウシュウなる官僚の利益温存を第一に考えれば、それでうまくやっていける。マスコミにしてもそう。彼らのナアナアの流儀を尊重してやりさえして、馴れ合ってあげれば良いように「報道」してくれるのだから。そういう制度でやってきたものを、反逆するのだから、それはもう「悪党」ということでいいのかもしれない。
まして、小沢は「お互い言いたいことを言って、話し合いで決めていく、そういう民主主義を実現したい」と繰り返し繰り返し言っているわけだが、実のところ、日本人がそういう民主主義なんてものを求めているのかどうかすら、あやしいのだ。本当は求めていないものを、やるべき!!と通すなら、それもまた「悪党」なのかもしれない。



▼書く理由

唐突だがわたしがこれを今書いている理由は、小沢一郎に首相になってほしいからである。


今、かつてないほど、日本の市民が自分で考えて何かしようという機運になっているため、あるいは、小沢一郎はもう不要なんじゃないかとも考えた。つまりNGOやNPOといった市民の活動が活発なら、小沢などという権力者はいらないのじゃないかと思った。けれど、福島の親たちの必死の陳情を受けるのは、やはり官僚、役人なのだ。どうしうても、役人と関わらないといけない。

さっきのツイッターでも見たけど、実際は、線量が下がって安心できるわけでもない状況なのに、一部避難区域解除などということを、政府は始めた。ただでさえ避難先で不自由な思いをしている人にとっては、朗報に聞こえるだろう。けれど、「放射線の健康への影響」で児玉龍彦氏も言っているが、解除などする前に、厳密な測定をしなくてはいけないはずなのだ。

しかし、最初に「安全、安心、たいしたことない」と政府も言っているし、新聞テレビも言っているから、それを撤回することが出来ないでいる。そのため、マスコミ・政府の情報を信用する人と、ネットなどで情報を得、マスコミ・政府の言うことを真に受けていない人との間で、意識がどんどん両極化している。

これを是正できるものは何だろうか? 市民運動の可能性も高いのでそっちもやるとしても、非常に長い時間がかかりそうなのだ。

この二股に分裂していった意識を、ひとつにまとめないといけない。
そうでないなら、放射線大丈夫国と、放射線危険国のふたつに国が二分される。
が、そうはいかない。放射線は、国境で分けることができるような飛散の仕方をしていない。南北朝はひとつに統合されなければならない。その場合、大丈夫国に勝たれて大丈夫国の天下になってもらっちゃ困るのだ!!

(大丈夫国に勝ってほしい人は、そっちの陣営で戦えばいい。その場合、主な犠牲者が子どもであることを忘れないでください)



▼小沢は、求められていないのなら、なる気はない





・・・・・・・>次回に続く。

(他に
▼民主主義って、何をやればいいの?
▼小沢=民主主義と、イメージが結びつかない理由
▼佐藤+石川対談で言っていたけど、実は小沢派と言っていても、小沢さんの考えを理解していない人は多いらしい
▼小沢一郎とは、どこまでも政治好きな政治オタク。政治家が天職。政治家以下でも以上でもない。(菅直人や海江田のような奇態なのを見慣れてしまったため、ああいうのが政治家と錯覚してしまうが)
▼小沢さんでなくても変えてくれるなら他の人でもよい。と、たとえそう思っていても言ってしまったら、変えられる人はあらわれない

などが続く予定)



小沢一郎の政経フォーラムが2011年8月17日(水)  誰でも参加できるそうです。ちなみに『悪党』にも書いてあったけど、政経フォーラムは毎年、年に四回やるそう


2011aug 348.jpg
やたらに太い帯に、いろいろセリフが・・・

2011aug 349.jpg
うらにも。


※児玉氏が国会で発表していた

※2 くわしくは「放射線大丈夫(と思い込みたい)国」と
   「放射線危険(である可能性を冷静に判断・対処し、多少大げさであっても皆を守る方を選ぶ)国」ってかんじかな・・・




この記事へのコメント

  • なし

    ペテン師と悪等はこの際去ってもらう。小沢も菅も日本にとってはもはや誰も信用していない。小沢に付く寄生虫をなんとか排除したい、そうでないとまた権力闘争だけの政権になり
    バ菅政権と同じ道をたどる。
    2011年08月11日 04:38
  • sukima


    お気持ちは分かるような気がします。

    ただ政治家の権力闘争という一面だけにとらわれると、

    それもまた一種、権力闘争的だったりするかなと思うのです。

    小沢秘書逮捕のタイミングがまた、政権交代の時期と一致してたりして。

    どっちかというと、政治家同士よりも、

    政治家 と 官僚の権力闘争


    であると、よく佐藤さんが言ってますけど。

    なににしろ、誰が何と闘争していようと、できるかぎり、自分の言いたいことを

    言う、伝える、それができる、ということが大事かと思います。



    そんな感じで、コメント、ありがとうございました。
    2011年08月11日 23:27
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    2011年11月08日 13:39
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