いや、誰も「脱原発」一色に染まりたくて染まっているわけじゃないでしょう。「誰かが示した安易で簡単な答えに飛び」ついた結果がこれ(事故原発、被曝etc...)ってことですよ

ときどき立ち寄る「毒蛇山荘」ブログをさっき読んだら、誰も彼もが「脱原発」に傾倒していることについて、挑戦的かつユニークな事を言っていた。

要点は
*考え続ける87歳インタビュー 吉本隆明 思想家

  「思い描いていた大人に僕はなりきれていない」/「誰かが示した安易で簡単な答えに飛びつかないことが大切です」/「大震災後をどう生きるか。僕は考え続けて生きたいと思う」今回の大震災で「原発はもうダメだ」と口々にいう社会。そんな言葉にすぐ引っ張られてしまう日本人に対し、“思想界の巨人”は、静かに「待った」をかけた。

ということで、“思想界の巨人”の意見が紹介されている。(本文の引用ではないので詳しくは不明であるが)

これ見てなんか思ったんだけど、「原子力エネルギー」って「自然エネルギー」とは違うのかな? だってウランって自然界にあるものなんでしょ?
でもって、吉本氏が言うことって、いわゆる自然エネルギーを信奉しまくる人と本質一緒なんじゃないかって思えるんだけど?

あの自然エネルギーってのも、たとえばソーラーパネルなんか原料は石油だったり、風力発電は風下の風量を半分にするから樹を滅ぼすとか、あれやこれやで、問題多いって話しだ。

☆参照:武田邦彦「日本の自然と子供の将来のために、自然エネルギーはやめろ」(2011年6月7日)

その一方、原子力エネも問題が多い。多すぎる。

吉本氏みたいな言論が存在するのは、言うまでも無く大いに構わないけど、原子力エネルギーに絡みつく要素の汚さと大きさは、わたしなどの許容範囲を超えている。

同様、科学科学というけれど、SPEEDIみたいな最先端の科学がちゃんとできあがっていても、人間界の事情次第で役に立たず、首相やら一部の人の安全のために使われただけという非人道ぶりを発揮。

「エクスタシー」みたいな快楽薬剤で大快楽味わっても、人体のキャパシティ超えて死んじゃった、みたいな元も子もない話し。

…喩え、うまくないかな…

言い直すとこうだ。たまに(わたしの職場病院なので)、ガスを吸って死にかける際の快楽のジャンキーになる、という人がいる(非常に危険。後遺症もひどい)。 原子力エネルギーて、なんかそれに似ている。危険だから捨てられないのでは? ていう疑い。危険でないものなら、別段擁護する気も起きないんじゃないかって。




この記事、あまり熱心に書く気起きないのは、くだんの掲載誌が「青春出版」のものとのことで、考える主体のメインは若者であるから。

人の分まで考えるのはよくない。



(今、時間もあまりない)

☆ ☆ ☆ ☆

あと余談

ちなみに毒蛇ブログが長きに渡って取り上げている「林芙美子」という作家をわたしはまるで知らなかったのだけど、試しに青空文庫で読んだら面白くてかなり受けた。

たとえば「或る女」のたか子の蓮葉ぶりたるや。(蓮葉=ハスッパ。蓮葉マイブームの予感) 内容は昼メロもどきなのに、時代による経年劣化を感じさせない。これはなぜなんだろうと思うに、何より生きている人間を描くというスタンスと、生きて書いている自分(この場合林さん)の書くヨロコビが最優先されているためだと思われる。つまらない罪悪感や自責感で、昼メロの場合すぐに自殺したり殺したりと命を粗末にするが、ああいうのと違う。そういうとこが面白い。



☆ ☆ ☆ ☆


それはともかく、さっき思いついたのだけど


1:科学がそんなに好きなら、原子力エネルギーよりさらに進んだ科学によるエネルギーの開発、模索
(これは、ときどきブログでもみかける)

2:原子力安全委員会や、原子力委員会の、経産省からの、完全独立(ぜったい必須!!)

3:脱原発とは別枠としての、もう起きた事故の健康被害最小化
(もう、これが一番ですからっ)


と、

広く言えば、

今まで弱肉強食の資本主義競争社会だとばかり思っていたら、電力会社などは、その原理を外れての大勝者、大強者だった。
そういう誤魔化しをやめて、本当の意味の競争社会を作りつつ、
セーフティネットを充実させつつ、
若者の雇用を、確実にし、なおかつ世代間格差を是正する。
端的に言えば、年寄りがバカみたいに40兆円をためているのをはき出させるなどの施策をしつつ、

共産主義とは違う、アンチ金儲け主義の模索

その延長上にある、エネルギー問題。

ということで、自然エネルギーや核エネルギーというよりも、社会の模索の中で、人の手で生み出されるソーシャルエネルギーともいうものが出現すべきなのではないか。

などなど

を思い描いた昼下り・・・




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