福島原発、その後

(読みやすいように、★印をつけ、小見出しとした)

■3月29日(火)

 ★今日みたテレビ。あとプルトニウムについて

相変わらずテレビを見ない暮らしなのだけど、今日(29日)はNHKのニュースナインウォッチを、池上彰サンのと交代で見た。
福島原発そのものの状況はもう最終段階を迎えてしまっているせいか? NHKはやけにセットも豪華、やたらと建屋の崩壊具合とか熱心に模型を作り、生き生きと説明していた気が。(模型ではなく精巧なCGだっけ?)

番組では、プルトニウムについても何か言っていたので、NHKの場合プルトニウムを話題にすることを避けてはいないらしいと分った。

プルトニウムについてはいくつのかのサイトでわたしも調べた。
そうすると、興味深いことに、語り口にかなりの違いがあることが分った。
あるサイトでは1グラムで50万人を肺がんにする、といい、あるサイトはその毒性にほとんどふれていない。
とあるサイトでは「旧;動力炉・核燃料開発事業団(動燃→現:日本原子力研究開発機構)が作ったプルトニウム君」のアニメまで見た。これはわたしの美意識を激しく震撼させるテキトーな絵柄の、安全安全ばかり言っているおざなりアニメだったが、それでも「傷口から入ったケースと、鼻から入ったケース」に関しては、さすがに安全とは言い切っていなかった。
が、冷静に考えて、現段階ではわたしとしてはプルトニウムを即座に(今回の事故と結びつけて考えて)危険視する必要は、今のところはないように思えた。

(と、思わされているのかもしれないけど☆)

 ★プルトニウムより怖いごまかし・・・毎時の放射線量と一日量、週間量をすりかえ?

そんなことよりも、気にかかるのは、
原発 緊急情報(10) 政府・マスコミ、ごまかし。危ない?!原発 緊急情報(11) どこがまでが危ないか:計算結果
だ。

この武田邦彦さんという方のページはフィードからの又々リンクで飛んだ、つい月曜日に知ったばかりの記事群なのだけど、とても分りやすいと思い、これはリンクせねばと、急いでツイッターからリンクした。
(ひょっとして誰でも知っている有名人かもしれないが)

で、その「原発 緊急情報(11) どこがまでが危ないか:計算結果」なのだけども、
現在テレビユー福島編成部=@tuf_henseiでは、頻回に[環境放射能測定値(マイクロシーベルト/時間)福島県災害対策本部]をツイートしている。たとえば29日17時、福島市2.94、郡山市2.56、白河市0.81、会津若松市0.26、南会津町0.08、南相馬市1.00、いわき市0.73、玉川村0.32、飯舘村8.28、田村市船引0.50、田村市常葉0.40
だ。

これらは、単位こそマイクロシーベルトと小さいため、数値として即座に危険はないけれど、24時間をかけ算すれば相当な数字になる。

つまり、かけ算をしなくてはいけないのだ。

そこを、政府とマスコミがごまかしている・・?
(テレビ見ていないと、こういう時確認できない)


(といっても、屋外にずっと出ているわけではないので、単純なかけ算ではないとのこと。
まして成人男性の場合は、影響を受けにくい)

こういうごまかしを故意にやっている・・・・?


しかも先ほど @Kantei_Saigai 首相官邸(災害情報)は、

【お知らせ】避難・屋内退避区域外の方向けに「雨に濡れても大丈夫?」、「家で作った野菜は食べてもいいの?」など、放射性物質に関する生活面での疑問にお答えするQ&Aを作りました。ご活用くださいhttp://bit.ly/hvOtZX (原子力安全・保安院HP)
避難・屋内退避区域外にお住いの皆様へのQ&A

と、どこをどう活用せいちゅうんじゃというトンデモなページにリンクした。
「避難・屋内退避区域外」というのは、具体的に、どういう範囲をさすのか。
自主避難の範囲が30キロだから、その外、という意味なのだろうか。
(31キロあたりからこの行動は、あんまりじゃないのか?)
しかし人のブログを見ていると、福島では60キロでも屋内待避をしているようだ。これは、つまり自治体単位の判断で行動を決めているのか、自分の判断なのか。
いったい、こういう、現地の詳しい情報は、どこを見れば分るのだろうか??

かのトンデモページには二言目には「健康に影響を及ぼすレベルではありません。」とある。
確かに、東京などは(ある低度)そうかもしれないが。

いわき市の佐藤議員という人も
いわき市内のうち福島第一原発から約45から50km地点での放射線量は、以下のような数値です。

と、細かいデータを載せている。


 ★豆知識:ダチョウは身の危険が迫ると砂の中に頭を突っ込んで一時的にその危険が見えない状況にする事で安心する習性をもつ

根拠なき安全神話にすがるのは「砂の中に頭を入れるダチョウ」と同じ(上杉氏のインタビュー)」
には、最悪の事態を想定するような、少しでもパニック要因になることを言うと、「嘘つくな!」とか「安全なんだ!」と猛烈な抗議を受ける、と書いてある。

抗議する気持ちは猛烈に分る。わたしも猛烈に日本人だから。

が、悪いことを予測して物を言うのは、悪いことを起こしたいからではないし、起きると決まっているからでもない。もちろん、聞いている上杉氏だって、どうなるのか分っているわけでは、まったくない。
(分ったら神)

ただ、聞かねばならないことがたくさんある、というだけ。

聞かなくてもある程度、政府や東電、マスコミは信用せずに自主的に判断している人が多いだろうが、個人でできることには限りがある。支援が必須。




 ★絶望は早すぎる

悪い話がこれから出てきても、絶望するのはぜんぜん早い。
可視レベルの殺人事件や交通事故と違って、「絶望的なデータ」がそんなに出そろっているわけではない、不可視レベルで起きている事件だからだ。いうなれば、悪い結果と無事な結果が重ね合わさって同時に存在するシュレーディンガーの猫状態。しかし、無事な結果を引き当てるためにも、悪い結果もひととおり眺めておかねば。

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