2011年03月26日

官房長官と、市長という自治の長

夕方、枝野官房長官の記者会見。

枝野って方は、会見の後によほどムカつくのか、必ずあとでツイッター(@Kantei_Saigai)にてブツブツつぶやくわけであるが、今回も
【福島第一原発】枝野官房長官会見(16:00)(続)/20km〜30km圏内の屋内退避指示は、さまざまなデータや専門家の意見も踏まえ、「ゆとりを持った安全性」という考え方から行っている。

とツイートしていた。(本人tweetでないとしても)

これは会見で、20-30キロ圏の妊婦などをちゃんと避難させているのか、という意味の質問を受けて、ゴチャゴチャとよく分らない答えをして、そこらを突っ込まれたからだろう。
もっともっとつっこんでいいのに、質問者も甘いし、答えも「寝たきり高齢者がどうの」という話にすり替えていた。高齢者の命も大事であるが、妊娠初期の胎児に特に放射線が影響があるから聞いているので、この際高齢者は関係ないのである。

その後タイムラインを見ていると@yamajitoru=山路氏というジャーナリストの方が現在南相馬市で取材活動をしているのがわかり、それによれば、南相馬市の多くの人は避難し終っている様子だ。
それはともかくとしても、この方も大丈夫なのか。今3号機が危ない、それも3号機はもっとも有毒な放射性物質を出すプルサーマルがどうのと言っているところなのに。

なんだかもうわたしにはよく分らないが、ともかく山路氏は夜になって 《地震》 南相馬市役所より緊急生放送 『桜井勝延市長がまちの窮状を訴える』 LIVEをUP。

さっそく見てみると、枝野官房長官が、あんなとんちんかんな答えしかできなかったわけがよく分る。
枝野さんは、というか政府は、現場の様子などまるで知らないのだ。
そしてこの桜井市長という方が、とても落ち着いてゆっくりと順序だてて話す方で、説明が上手だから、11日から時間を追っての状況が分ってくる内容。
詳しくはビデオを見ていただくとして、市長をはじめ現場は当初から必死になって考えて、少しでも遠くへ市民を逃がしたいと行動していた。その間、国からの命令で屋内待避し兵糧攻めにされている窮状をメディア(NHK)に訴える機会を得たこともあり、新潟県やいろんな自治体が避難してきてくれと申し出てくれて、皆を送り出せた。しかしその間、謝った情報があって、自衛隊が100キロ待避などということもあり現場は混乱、病院はあっても職員がいなくなるなど、大変だった。
国はまったくコンタクトをとってこず、国と情報共有できないから、パニックになると強く訴えていた。

そして現在であるが、放射線の数値だけを見ると、なまじ福島市などより低いものだから、残った市民に再生へ向けての活力がみなぎりはじめている。
しかし、市民の命が一番大事なのは当然である。
今、どういう行動をとったらいいのか、国の考える深刻度は? ここらへんしっかりと国と連携しなくてはならない。県ともしなくてはならない。
市長としては、市民を勇気づけるようなことをしたい。
もしも、深刻化しないのであるなら、一歩でも前に進みたい。
今市長は、その両面を同時に抱え、ほんとうに悩んでいる。

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さっきの枝野官房長官の会見であるが、見通しが良いようなことはまるで言っていなかった。
むしろ、どんどんあいまいな言い方になっている。

ほんとに、たのむよ!!!!!

追記:国の職員が、市の要請に従い、あす26日から現場に張り付きにくる予定とのこと。
posted by sukima at 01:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 原子力発電所 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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