2009年06月01日

L'Arc-en-Ciel LIVE IN PARIS / media:NHK総合 5月29日深夜

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L'Arc-en-Cielが昨年の5月9日に行ったパリ公演は、DVDとなり今月の20日に店頭にお目見えしている。

なので、そっちを買えばいいので何もNHKの番組は見る必要はないようなものだったけれど、現地でのメンバーの様子やインタビューが曲の合間に入るとのことだったので、録画して見た。

これがとても良い内容だったので、簡略に過ぎて悪い気もするけれど番組の構成を紹介する。
(下の曲順は、番組で流された曲順という意味)

◆イントロ
ザラザラした質感の、暗室のランプのような赤い画面で、パリの観客の熱狂、楽屋から歩いてくるメンバーの姿などが映る。ほがらかな男声のナレーションがバンドと番組を紹介。「(前略)興奮と感動の記録です」

◆1曲目:get out from the shell

この曲へ被せてバンドとメンバーの紹介、空港での様子、記者会見の模様、リハーサル風景。
リーダーtetsuへのインタビューでは、欧米のアーティストと比べてどう思うか、ハンデやコンプレックスの有無を問う。(問うている内容は入っていないが、答えからそういうことを尋ねたのであろうと推測)
パリのファンへのインタビュー、ファンの盛り上がりぶりを映す。

◆2曲目:HONEY
相当にブロークンバージョンなHONEYと、オーディエンスがよくこの曲を知っているのがわかる映像。熱い合唱。
シャンゼリゼ通りを走る車中のkenアンドyukkiー
なぜかメリーゴーラウンドに乗っているtetsu
hydeは、自分らの音楽が受けている理由を分析。

◆3曲目:NEO UNIVERSE
hyde曰く ”音楽っていうのは言葉じゃないんだよっていうところが一番わかるのが海外公演 だから無理して現地の言葉で歌わなくていい。逆にMCはがんばって、ださいの覚悟でその国の言葉で喋る”
音楽は壁を越えると。
その後フランス語の練習風景。
さりげないショットでも練習の努力の様子を伝えるためと、すべてが意味のある構成となっている。

◆4曲目:Pretty girl
yukkiーのフランスでの様子とガッツのある内面がうかがえるインタビュー。

◆5曲目:READY STEADY GO
ちょうど虹が出て驚いている様子。yukkiーがファンにサインしているところ。
メンバー全員偏ることなくインタビューし映像にしている。
夕暮れのセーヌ川を眺め感想を述べるh。ファンにサインしまくる陽気なk。

◆6曲目:SEVENTH HEAVEN
ここでアクシデント発生。この曲をフランス語で紹介し終わったkenが、演出用花火の直撃を受けて負傷。
ゆっくりと崩れ折れるように倒れる姿は、tetsuも言っていたとおりパフォーマンスかと思わせた。けれど本当に左腕に当たっていたため、どれくらいの時間かは不明ながら公演は中断。この時の心情を各メンバーに語らせたあたり、さすがにぬかりない。hは、ノリを中断された観客を心配し「相手が落ちるのがイヤだし怖かった。おれはいつでもニュートラルでゴーできるけど、戻るのに時間がかかるのじゃないかと思うと、走るしかないと思った」的なことをかく語れり。「いつでもニュートラルでゴーできる」というところがhydeらしいと思った。

◆7曲目:STAY AWAY(メンバー間でパートチェンジ)
クオリティが下がるに決まっているパートチェンジをわざわざフランスまで来てやってしまう理由は何なのだ? という疑問に答えるかの如くリーダー曰く「誰のためでもなく自分たちのためにやる」「そのときどきでかっこいいと思ったことをやるしかない」と、哲学を披露。やる場所がパリだろうがどこだろうが、まず自分達のためであることを証明した。

お互いについてどう思うか、お互いとの距離感、お互いがどういう存在であるかを、それぞれ別の場所で語らせる。答えは、無難というかさほど熱を誘うものではなく、ごくごく地味でまっとうなもの。
REALのジャケットになったパリのノートルダム宮殿のガーゴイル像と写真を撮るメンバー。
パリ・モンパルナスの駅から電車に揺られるk。
モン・サン・ミッシェルでインタビューに答えるk。17年という歳月がここへ連れてきたこと、さらにインターネットがつながりを深くしたこと、だからパリのオーディエンスに対しても昨日今日の付き合いという気がしないこと、など

◆8曲目:MY HEART DRAWS A DREAM
get out from the shellというダークな曲で始まり、ここにきて名曲のおもむき漂う美しい感動の境地へ。パリの観客(フランス人だけではなく、ヨーロッパ中からきている)も日本の場合と反応は違わないのではないだろうか。若干リズムの取り方が違うのかな? と思わせはしたけど、ひたっている姿はまさに壁を越えていた。

この曲にかぶるようにして、リーダー語録追加。”日本語でやっていようと、やるべきことをやっていればいつかは。これ(パリ公演)はその一出来事にすぎない”

◆9曲目:Link
ここでサービスショットってわけでもないだろうけど、tにからむh。ここを観ててのうちの娘の反応「ハイドって面白い人だね」。通常ここはキャーーーとなるはずのところを、その手の嗜好と無縁なのでこういう反応だからわたしは可笑しかった。(まあうちの娘の発言はどうでもいいですかね)
Linkはリーダーの自信作であり、歌い方しだいで名曲にも駄曲にもなるのでここはハイドさんの気持ちひとつにかかっている。この曲でユニークだったのは、舞台から降りてファンの直近で歌いだしたhが、屈強そうな馬鹿でかいガードマン数人に持ち上げられて歌ったところで、あっちのファンは一回り大きいというところだろうか。あまり長くそういう態勢では歌わず、すぐに舞台に戻ったのだけれど、それを見守るtetsuとkenの(たぶん後方のyukkiーさんもだろうけど)あったかい眼差し。ここは誰に何と言われようと、みょーーに感動してしまう場面だった。


長いフランス語のMC
◆10曲目:あなた
パリ公演でのハイドの声は怪物のように出ていた。DVDでは後から被せるってことをときたまやっているのが素人耳にもわかることあるけど、この場合は違った。何より、観客の表情を見れば分る。日本のファンと心の形は違わないのじゃないかと思わせた。
L'Arc-en-Cielはやっぱり、夢とリアルがクロスする瞬間を見せてくれる稀有な人たちだと思った。
またまたうちの娘の発言で悪いけど、NEO UNIVERSEを聴いてて言うのだ。
「前はこの歌の意味分らなかったけど、分るようになってきた。神秘的な歌詞だけど現実のことを歌っているんだね」


付:

ここで公演の後半の衣裳を説明すると(前半のは脱いだ模様)

t:赤っぽいチェックのシャツに、腰にはさり気なくトリコロールカラーの腰巻(つーかスカーフというか)、下はジーンズ、靴は真っ白いスニーカー。
k:光沢のある黒のストライブのシャツに、ジャケットなしの三つ揃いで、崩れダンディみたいな感じ。髪型は長めでオデコに降りかかり、胸はおもいきしドバーーとはだけて。
y:一見して高級感のあるグレーのブラウス風で袖は黒でキチっとしぼってあるやつで、レースのような刺繍が薄くはいっているよう。非常におしゃれな感じ。首にはネックレスが複数本。
h:王子さまが着るような白のドレスブラウス。ただしボロボロ風。下は膝に穴のあいたジーンズで、海賊がはくような黒いブーツ。髪型はSEVENTH HEAVENのPVに近い感じで中性的。
tのベース、kのギター、両方ともいろいろなやつが複数本登場。アネモネ模様とか。




posted by sukima at 00:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | Review | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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