作れば必ず使うと思う、小悪魔キュートなカードたち

前回、クレ(ジット)カードがキライあせあせ(飛び散る汗)という話を書いたとおり、わたしはクレがキライ、というよりも怖いがく〜(落胆した顔)というか、もはや何か呪いのようなものを感じ、現代の黒魔術ドコモポイントのように感じているのでこの話題に触れるのもイヤなのであるけど、むろん、賢い使い方をするなら、決して使って損にはならないのだろうし、個人の信用保証という、経済を回転させるための合理性もあって、きっときわめて有用なのだろう、と推測する。



しかしそのことは、あくまでも「賢い人間」にのみに当てはまる、ということを忘れてはいけない。
なぜなら世の中とは、

1:弱い人間からまず先にぼったくる。
2:賢くない人間からまず先にぼったくる。
3:心の優しい人間からまず先に利用し踏みつけ、ぼったくる。

という原則で動いているからだ。

優しいとは、良い意味合いとは限らず優柔不断の優でもあるし、良い意味でのこともあるし、疑うのや争うのが苦手などが考えられる。
弱いとは、デリケートとかナイーブとか、あるいは幼いとか、立場が弱いとか運が悪いとか、援助者がいないとかが考えられる。あるいは、自分は弱くないし自分はそこそこ賢いと思っている人が、ジワジワとはまっていく現象全般をさし、結果論的なもので、先に予測できるとは限らず範囲は広い。ぼったくるとは、金銭面のこととは限らず、その相手から奪い取れるもの全てだ。が、今は金銭面のことに限定して考える。

ということで、最近クレ(ジット)カードについてウォッチしていることを追加だ。
このテーマは、hatenaに書いた多重債務というカテゴリの続き。あと、債務整理を司法書士等に頼んで行うと、その記録がローン会社の参照する記録(そういうのが専門の会社というのか機関というのかが、5つくらいあるそうだ)にブラックとして残る。そのため、その後「7年間」は、ローンを組めなくなる、というマメ知識。

ということで、最近よく見かける金融魔術を紹介する。

◆1:みずほ銀行。降金しようとしたらその途中で、金貸し画面登場。

mizuho.gif

選択肢は「終了」と「案内を見る」のふたつだけ。
降金作業の途中で出てくるので、「終了」ボタンを押すと、降金もできないのではないかと軽いパニックに陥り、「終了」ボタンを押せず、どうしたらいいのか分らなくなり、つい「案内を見る」を押してしまう、気弱なオバカさんを狙った、いたって詐欺的な仕掛け。
これは、高齢者や中高年、初心者、メカ嫌い、機械類を見るとアレルギーを起こす層相手の、かなり悪質な誘導といえる。
銀行のやることも地に堕ちたものだとすっかり感心だ。
はー、これでも、大銀行さんのやることですか?
いつやめるのかと待っているのだけど、いっこうにやめない。不愉快で仕方ない。
かといって「投書」とかも面倒なのでそのまま。


◆楽天カード。物を買うたび「カード作れば2000ポイント(2000円分)プレゼント」と誘惑する

あんまり毎回なので、途中まで作ろうとした。したら、20万円借りるコースと50万円借りるコースとで(詳細は忘れたが、ともかく借りること前提)選ばないと作れない仕掛け。
むろん、カードを作っても借りなければいいのであるが、つい借りてしまう「弱さ」を狙った、悪質というか、白ける手法。


◆PINKYカード

pinky.gif

これは娘の買ってきたファッション雑誌の一ページ。
キャッチコピーは「ショッピングに便利な、小悪魔キュートなPINKYカード」ってことで、特典が、買い物のたびにポイントがつく、サインレスで買える、スペシャルプレゼントがもらえる等、書いてある。けれど、詳しい借金枠のことはコソとも書いていない。
なので、オンラインの入会ページで調べると、

総利用枠 10~80万円
カード利用枠 (カードショッピング) 10~80万円
キャッシング利用枠 0~50万円

とのこと。これもカード作ってもお金は借りなければいい、あるいは、利子を取られない範囲の一括払い限定、にすればいいので、カードを作ったから即何が起きる、というわけではないけれど、これだけステキなファッションが並んでいたら、買えるのに買わないでいる、というのは相当な精神修養だ。だから結局は、本来の自分の使用可能な金額を超えた買い物をするようになることは、まず間違いない。
(でもってあとは「自己責任」といわれる)

そうやって利子をとっていく商売なんだよ、それが経済なんだよ、って言われりゃそれまでだろうけど。
だいたい今携帯でこのブログ見たら、ヘッダの下が「レイク」で、がっかりした。
(シーサー有料にしてもいいよ、hatenaにも毎月180円払ってたよ)

ということで、クレカードが抱える深い闇へのいざないの、ごく一部について考えてみた。
ついでに書くと、これらのことは、新聞にもテレビにも雑誌にも出てこない。
新聞やテレビや雑誌が何も言っていないから大丈夫、と思ったら大間違い。
クレは彼らのスポンサーだから出ないだけ。
ここらは、現代社会の基礎知識としてぜひおさえておきたい。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック