沖縄の自己決定権--地球の涙に虹がかかるまで-- / 喜納昌吉

この本は、「普天間問題は鳩山政権の試金石だ(infoseek内憂外患)」で知った喜納氏(音楽家、民主党の参議院議員)の本。といっても、喜納氏がしゃべった内容を編集部がまとめたインタビュー形式の本なので、ご本人が文章を記述していったものではない。 そのため書き言葉ではなく、あちこちに話が飛んでいる印象があることはあるけども、沖縄に関して知りたいこと、知らしむべきことは網羅した内容になっていると思う。それに、書籍というとどうしてもリアルタイムではなくすでに古くなり始めているという先入観があるけれど、決してそんなことはなく、鳩山政権は終わっているので古い面もあるとはいえ、「機密費」にからんだマスメディアの問題など、リアルタイムな話題を多く含んでいる。 それにしても内容が、地球(というか宇宙までふくむ)規模から、喜納氏が活動してきたイラクや北朝鮮などにおもむいてのグローバルな平和運動から、沖縄の地でのドロドロした利権がらみの話しまで、奥行きが深すぎて、今、これの感想をどっから書いたものか、途方に暮れている。 そんな中、もともとは音楽の人である著者が作詞作曲したヒット曲「ハイサイおじさん」や、「花(すべての人の心に花を)」(の、夏川りみバージョン)やご本人バージョンをYouTubeで聴きながら、(それと思い出してBEGINの島人ぬ宝も沖縄だから)、以前よりもずっと深く、これらの歌の底にあるものを感じることができた気がして、やはり読んでよかったと思う。 にしても、どこからレビュウしたもんか…

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週刊ポスト「怒りの告発第6、7弾」

他の週刊誌もそうなのか、それともポストだけがそうなのか、今週号だけを見ても「『空きカン』内閣の堕落1~4」はさまざまな方向から菅政権を検証していて内容がこゆい。ある一ページには、「ネット選挙解禁で困るマスコミ」という、実に興味深い章もある(これから読む)。 そんなであるが、今はともかく目下の関心事である「官房機密費にまみれたマスコミ」だ。 第6弾(先週号) ---内容 ◆NHKの政治部記者をやっていた川崎泰資つー人が、当時の様子を振り返って証言している。 川崎氏は、この件に関して良心を持ち続けた貴重な少数派であるからこそ、今、証言することができている。 証言は、田中角栄時代、三木時代と時代こそ古いが、政治家が記者たちをどう飼い慣らすか、どう自分の「子分」にしていくか。また、それが、ごくごく当たり前のことであった、という証言。 ◆太田総理で特集したとき、10数名の政治評論家が出演拒否したと。太田氏は「いままで太田総理で『こういってほしい』と言われたこともない」証言。テレビで特集が組まれたことは、画期的ではあるも、上杉氏の発言「日テレは至急内部調査せよ」などの、より重要な発言はカットされたと。 ---感想 ◆と、いうことは、NHKまで機密費まみれだった?ちょっとー、受信料とっておいてどうしてそんなものもらうわけ?? NHKだけは違うと思っていたのに。 ◆つくづくこの回はみたかったようなみないでよかったような回だ。なんでも、9月には番組打ち切りになるらしいけど、本当だろ…

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二言目には官僚官僚って、官僚うざすぎる。官僚は今後実名顔出しにする公務員法改正へ☆

と、いうことで参議院選挙が終ったものの、何も感想が浮かんでこない。もう、政治話題は金輪際やめて、ヱヴァンゲリオンとかけいおん!!について語り尽くすブログにしようと思ったほどだけど、ぜんぜん知らないから無理。世代的年齢的にムリ。なのでそれは諦める。 最近禿しく思うのは、 ☆財務官僚に取り込まれ人気下落の「菅首相」 ☆普天間基地は辺野古へ移設しろと藤崎駐米大使 ↑といった記事や動画を見ても、あるいは 東京新聞の上のような記事を見ても、政治家は表で猿芝居やっているだけで、全部動かしているのは官僚なの、もはや常識中の非常識。 だったらもう、官僚の方々はそろそろ匿名存在であることをやめて、実名顔出しで堂々と前に出てきたらどうなのでしょうか。以前、勝間和代さんが「ネットの匿名がどうの」という一件で話題を振りまいていたけれど、ネットの人が匿名なのは別に問題なくて、そんなのより被害甚大なのは、官僚の匿名。それに官僚の方々だって匿名で何かいいたかったらネットを使えばいいし。 それに菅直人首相は「政治主導」というスローガンは降ろしたらしいのだから、官僚の方々が記者会見でもなんでもやって、オープンにした記者会見で、鋭い質問をどんどん浴びせかけ、現状判断と今後の指針を答えてもらった方が、下はホームレスのドビンボーorやたら子沢山でドビンボーor老い先が不安で不安で仕方がない爺さん婆さんはもちろんのこと、中小企業の社長さんから果ては大企業の社長さんまで、見通しが立っていいのでわ?? …

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沖縄の参議院選挙

選挙区沖縄の当選者は、自民党の島尻さんという方になった。 以前も紹介したように、沖縄に張り巡らされた利権のエサは毒蜘蛛の糸のように複雑怪奇なもの。 素人がそうそう解読できるようなシロモノではないのである。 が、だからといって自民勝利の一点だけをもって、沖縄の総意として基地歓迎と判断できるわけはない。 簡単な話し、沖縄の候補者は全部で4人。 自民島尻さんが258,946票に対し、 社民が推薦・支持の山城氏は215,690票。共産推薦・支持の伊集氏は58,262票と、ふたり合わせれば273952票で島尻氏を超えている。 あとひとりいる幸○党の候補者に1万も票が集まった方がよほどナゾで、それこそ沖縄に最近転居してきた信者ではないかと疑う。が、それはまあいい。 あとは、島尻あい子氏の考え(政策)だけど、オフィシャル見ても、どうにも曖昧なうえに、トップページの新聞の写真に「県内反対」の見出しがあれば、そりゃあ、県内反対、つまり県外移設派なんだと思ってしまうけど、ちょっとスクロールして下を見ると、まるで話が違っている。 これはしたたかなオバサン議員ってことなのか、ほんとうに色々と手違いがあってのことなのか……… なんかよく分からない

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いい顔してる人 / 荒木経惟

当方、あんまり写真関係に造詣が深くないため、荒木経惟さんの名前だけは見かけたことあるものの読み方は「あらきよしのぶさん」?「あらきよしつねさん」?みたいな感じでひどく曖昧モコとしていた。先日とある写真家さんのブログで本書が絶賛紹介されているのを見て、自分も読んでみたくなり購入してみて初めて「あらきのぶよし」さんなのだと知った。

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民主党に有権者の怒りと落胆の声・・クロヤギさんが食べちゃったから届いてない《後日談あり》

マル激トーク・オン・ディマンド 第483回(2010年07月17日) 民主党に有権者の怒りと落胆の声は届いているか ゲスト:細野豪志氏(民主党幹事長代理) あまり見るの気が進まなかったけど、ネタにも詰まったことだし視聴してみた。 ……見たらこの細野さんの言っていること、8割がた単なる言い訳で、コメント欄にもあった「こんなつまらない回はない」「500円とられてまでこんな話を聞かにゃならんとは」に100%同感だ。 あと「細野さんは政治家というよりまるで官僚のよう」というのも同感。わたしも、あの人には政治家という印象を受けなかった。あの人には負けた悔しさがぜんぜん滲んでいない。もとより言い訳の内容なら聞くまでもなく分かっていることだ。要するに官僚、公務員の築いたシステム、人間関係、慣習、作法、思考法の壁に取り囲まれ、手も足も出なかった、ということで、それ以上でも以下でもない。 よーーするに負けたということ。 神保さんてのは品がいいから「こういっちゃいけないけど」とか言っていたけど、いけないもなにも、まもうごとなく細野豪志は負けた!! 負け犬の気分をもっとちゃんと噛みしめたらどうなんだろう。 その負けた理由のひとつは、宮台氏が言うように、明確な理念を立ち上げてそれで引っ張っていく力がなかったことが大きいんだろうきっと。 で、なぜそういう理念がもてないのか、ってことは聞いてくれない(聞いてたかもしれないけど、答えていない)のでナゾのままだけど、つまり、理念を明確に言って、横か…

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