風花 / 川上弘美

以前感想を書いた川上弘美の小説は『真鶴』で、約1年前だった。『風花』は川上氏の出版物として『真鶴』の次作で、タイトルが同じく漢字二字であるあたり、大きく志向が変わったのではない印象で、そこらの安心感を抱きつつ読んだ。

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eclipse 改 / 茶太 ウサギキノコ

曲目 01. Prologue ~instrumental~ 02. eclipse 03. 環 04. Puzzle 05. Re-start 06. Step 07. interval#1 ~instrumental~ 08. Always 09. 蝕 10. Melancholia 11. interval#2 ~instrumental~ 12. Labyrinth 13. Secret 14. Rain 15. whistle 16. 至

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ブログ時評☆美しいブログについて考察する

松尾氏のブログは、グダグダに冴えないボヤキと嘆きのオンパレードの時は面白いが、キラキラと輝いて喜びに満ちあふれ生き生きし始めると途端に面白くない。直近の記事がまさにそうで、そりゃ「BSジャパン 美しい男たち!」(毎金)は面白かったけど、だからってそうそう生き生きされても。 といっても、まさか大竹しのぶに会った日に、グダグダの日記も書けないのが悩みの種だ。 もしもわたしが大竹しのぶで、「そういえば今日、松尾さんに会ったから松尾さんのブログでも見よう」と思って、そこに書いてあることがグダグダだったら間違いなく切れる。「あんた今日あたしに会ったでしょう!!あたしに会って嬉しくなかったの!!あたしに会ってあたしに微笑んでもらえたら普通むこう一年はその思い出を胸に生き生きとエネルギーに溢れているもんでしょうが!!」と、ぜったいに思う。 というか、大竹しのぶでなく、単にわたしが誰かに会って、その人のブログをその日見たら確実にそう思う。 「あんたさー、人生で何に出会って何が起きれば満足なわけ?」と。 ってことで、さすがに向こう一年は長いが、せめて今日一日は生き生きしていたい。 こっそり教えるが、誰かに会って、けどどうしても生き生きしたことを書けない時は、日付をずらす、のも手である。むろん、遅くずらずのではなく早い方にずらすのである。でもって、当該人物に会った前日はグダグダだったのに、当日もしくは翌日はみょうーーに生き生きしていると、無闇と好感度大だ。

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今、家を買うべきか否か

もうかなり以前から家を探している。最近では12月20日に「安定か、身軽さか。」で、新築の家の内覧をしたエピソードを披露した。その時の椎名さんとは、「また安い物件があったらメールします」ってことで別れて、それで終っていた。その後はわたしもすっかり忘れていて、というか、「もう家なんかいいからお金使っちゃえ」って感じで年末年始と大盤振る舞いをしていた。そしたら、椎名さんと同じ不動産屋の頓駄さんという人が横から出てきて、すごい勢いでトークしまくり、押されに押されて、何件かの家を観に行って、とうとうもう買うところまできてしまった。 なんというか。 それはそれでいいんだけど、今って家を買う時期なのかな。 いや、自分で決めて自分で失敗したならまだしも、その頓駄さんにのせられて買ってしまって失敗じゃあ自分を笑うに笑えない。あーどうしよう。しかし、家はやはり欲しいので、買ってしまってもいいのかな。 そんなで昨日だって、間取りの表をいったい何時間眺め続けたことだろうか。 間取りの問題だけではないはずなんだけど、とりあえずともかく間取り図を、「まだ見ているのー!!??」と子どもに呆れ返られるくらいに見つめ続けて、その紙はもはや穴だらけだ。(みつめすぎ) むろん、わたしの場合、「ブログを書くスペースをどこにするか」も抜かりなく考えた。 これがなかなか捻出できないスペースで、ほとほと困ってしまって、悩んでいると息子が、和室にするといいと言い出してくれて、息子は「僕はここのLDKのL部分でいいから」とい…

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ハケンについて、ナカマについて☆part5

☆産経新聞みたいな記事 特集ワイド:この国はどこへ行こうとしているのか  家・    さん(毎日新聞)  翻って、今の日本はどうなのか。「自分の努力が足りない、怠けているのをさておいて、親が悪い、先生が悪い、社会が悪いと、責任を押しつけてばかりいる。己を顧みることを忘れているわけですね。これをどうしたらいいか。やはり物心がつくかつかないかぐらいの小さいときからの教え、しつけが非常に大切だと思うんですよ」 「ブログランキング」で人気上位「非国民通信」が、毎日新聞のくせにまるで産経新聞のようであると、上記記事を引用。いろいろと興味深い論評を加えている。伏字にしているのは「非国民通信」の真似で、ヒントは「作家・曽野綾子」ではない誰か。 答えは平山郁夫で、思うに、この方が「あの頃はよかった」的に語る時代は、それなりに「平等」だったのではないだろうか。 平山氏が言うように、この時代はとんでもないどん底で、その時代を皆が懸命に生きていた。 日本の資本主義経済の本格的な始まりがいつなのか、この「戦後」なのか、それとも明治維新の頃なのか不勉強にして不明であるが、どちらにしても、日本の資本主義経済の黎明期においては、ほとんど多くの人が平等にスタート地点に立っていたのではないだろうか? 今、大企業のキャノンやトヨタだって、おそらくは創業者が知恵者で、とんでもない才覚を発揮して会社を発展させた。 政治家にしても、良し悪しはともかく、裸一貫に近い場所から、おのれの才覚でのし上がって…

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チェーン・ポイズン / 本多孝好

今年の正月はとてもいい正月だった。ノンビリと家族と過ごせた。その最大の理由は、家族の中にあったいろいろな誤解や感情の行き違いが解消されて、穏やかな気持ちを取り戻せたから。だから三が日のうちに近所へお参りに行って、帰りに安いファミレスでどんどん注文してたらふく食べて、もちろんわたしは赤ワインをデキャンタ(大)で頼んでがぶがぶ飲んで、その帰りにみなにお年玉をたくさん上げて、どんどん金つかえーー!!とか景気良くけしかけつつ、安上がりに古本屋の大きいのに行ったのだった。

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