腑抜けども、悲しみの愛を見せろ,media:日本映画、DVD

観てからしばらくたっているので思い出になりかけている、とはいえ、今一番思い出すのは、サトエリのかっこよく快楽的に細い肢体と、肢体にまとわりついていたワンピースの薄い布地と、それらが作った輪郭と輪郭がくり抜いた田舎の田園風景である。 田舎の田園の中で、場違いに垢抜けて美しい輪郭のサトエリは、実は顔はよく見るとかなり面白く、正面から見るとマナコばかりがギロギロして鼻がぺしゃんこで可笑しかった。そんな彼女が演じたのはいたって性格の悪い女で、妹を虐待して罪悪感ゼロ、反省の色ゼロ、おまけに才能までゼロのくせに女優になりたがっているという、自己中心派なやつなのであるが、この役は見事なはまり役だった。

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ハケンについて、ナカマについて☆part1

少し前「ニートについて」で、社会の包摂性について「hatenaダイアリのキーワード」だの何だのと横滑りしつつ考えたわけであるが、派遣についても、やはり社会の包摂性とその前提である仲間感覚および仲間の存在と絡めて考えられそうなので、できるところまでやってみる。 ≪ソース≫ ☆1:文藝春秋8月号  ■社会保障費一兆一千億円カットの衝撃  貧困大国ニッポン ―ホワイトカラーも没落する  もう限界だ。※このままでは社会の土台が崩れる※ 湯浅 誠 ☆2:マル激トーク・オン・ディマンド 第378回(2008年06月28日)  ■死ぬか殺すかまで若者を追いつめる労働現場の現実とは  ゲスト:雨宮処凛氏(作家) ☆3:日テレ2008年7月18日放送分「私が総理大臣だったら」提出者:サンドウィッチマン  ■1年間バイトやハケンを続けた人は正社員にします ☆4:派遣労働は労働者の権利と労働組合そのものを壊していく ☆5:書評(労働・フリーター・ニート) ☆6:国家・市場・家族の失敗 ≪要旨≫ 1:「仲間」は育つのか? もし育てるのならば、「仲間」もしくはコミュニティを育てる際の障壁とわたしが考える「贈答文化」について 2:逆に、仲間もしくは日本社会を去り、より個人化する方向についても考える 先週職場に行ったら☆1の文藝春秋8月号が置いてあって、誰かが「ぜひ読んでくれ」と置いて行ったとのこと。見るとこの号の特集が「批判の嵐にさらされる東宮一家。孤立無援の両殿下は今、…

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